生き方のヒント

【秋山さん】本当の宇宙を知る人のシンプルライフ、そぎ落とした余裕の中にあるもの。

こんにちは、くらためです。

部長図書(部長の横の棚にある本を自由に借りられる)が大好き。

 

ただ最近さらにアツいのが「部長スクラップ」でして。

新聞や雑誌、ネット記事の中から部長の目線で気になるものがスクラップされてスケッチブックに貼られているのです。

政治経済からスポーツ、暮らしネタまで幅広くてこれがなかなか面白い。主要紙だけじゃなく地方紙の小ネタまで拾ってあります。

 

先日ふと目にして心奪われた記事がありました。

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豊さは人それぞれだけど

元・宇宙飛行士の秋山豊寛さんという方のコロナ時代の生き方が紹介されていたのです。

TBSに入社しワシントン支局長を務め、90年に特派員として旧ソ連の宇宙ステーションに滞在された方で著書も多数。原発関係も多いのかな。

 

話ズレるけど、宇宙飛行士じゃなくても宇宙っていけるんだとまずびっくり。

その後、富を優先しすぎている暮らしに疑問を持ち、95年にはTBSをやめてシイタケ栽培を始めていらっしゃるのもまたびっくり。

 

そんな秋山氏は現在も人里離れた土地で土と向き合い、読書にいそしむ日々を送ります。ご家族とも離れて一人暮らしをされているそう。

 

「豊かさは人それぞれだけど、農作業の合間に日光浴していたらもう極楽、極楽」

「本当はみんな、どっか気付いているんだよ。富をつくるためにそぎ落としていた余裕の中に、大事なものがあるってことにさ」(本文からメモメモ、抜粋!)

 

 

 

沁みる・・・(`・ω・´)

 

 

人里離れたというほどではありませんが、5月頃から始めたこの田舎道での散歩に、似たものを感じたのです。

 

あてもなくてくてく歩いて野菜を買って、極楽極楽。

どこかコンプレックスだった地方暮らしと、東京に留まらなかった(留まれるような職につけなかった)ことへのもどかしさが癒えた気がしました。

富をつくることを優先しすぎているという感覚も、どこかにずっとあります。心身すり減っても正社員にこだわり冒険できなかった過去もそう。

 

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今回の外出制限は一見、私自身のこうしたコンプレックスや仕事に対する気持ちとは無関係。でもよくよく考えると不思議とどこかでつながっていて、ラクになった感覚が確かにあるんですよね・・・

地方の良さを実感したのはもちろん、旅行だ買い物だと飛び回ることのない今の暮らしで満足なら、富がそんなになくてもやっていけるとも思えた。

それが働くことに対するプレッシャーを緩めることにもなった。

 

先日は山盛り10個のキウィが100円でした。ちょっと酸っぱかったウマ〜!

世界的に思いがけず「そぎ落とされる」ことになった。

でもおかげでこのペースがなかなか心地良いという大事な気づきがあったこと、忘れないでいたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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