こんにちは、くらためです。
昨日のノー残業デーは久々に外食をすることにしていました。
尽くさないの一環で、中食か外食を楽しもうというわけです。平日だから空いているし地域経済まわすぞ〜。
彼と直接集合する幹線道路沿いのうどん・蕎麦屋さんはゆったりしたお座敷になっていて、私はいつも天ざるおろし御膳を頼みます。
注文を終えてやれやれ、今日も疲れたね〜なんて話していたら。
「お〜奇遇だね。」
あ、社長っ!(`・ω・´)
社長、登場。
隣の席に通されたご夫婦、ふと見上げると社長でした。
これは地方ならではでしょうね。平社員が行くような店にひょっこり社長が登場する。スーパーやホームセンターなどでの目撃情報ももちろんあります(笑)。
いや〜まいったなあと腰掛ける社長に全くまいった様子はなく「君、久しぶりだね」と声をかけられた彼も緊張の面持ちです。
まいったのはこっちだ。寛ぐためのオフの外食が、まさかの緊張の食事会に変わった瞬間だ。
「プライベートですからねあなた、お席変わっていただこうかしら」と奥様は気を遣われているが、そうですねぜひお願いしますいやむしろ我々が移ります、なんて言えるはずもなく。
オフでは明るくフレンドリーが最強
私服でメガネフレームもカジュアルだった社長は饒舌でした。
最近どうなの?から始まり、家はどの辺りか、週末は何しているの、車は何だっけ、車検はあそこがいいぞ、アパート暮らしだと分かると「買うのか、それならあそこの工務店か不動産屋なら・・・」ともはや久々に会う親戚のおじさん状態。
私の天ざるが来ると、そっちの方が良かったかなと覗く。
ちょっとあなた!すみませんね、この人若い人と話すのが好きで・・・と幾度となくたしなめる奥様に、テヘヘ顔の社長。
カレー天御膳が運ばれるとポロシャツの襟元に紙ナプキンを2枚挟んで「ワシはすぐ飛ばすからな」、で案の定カレーをズボンに飛ばしてまた奥様に怒られテヘヘ。
奥様の鍋焼きの鶏肉を分けてもらったりして。
イメージが違う・・・ (`・ω・´)
いつもの真面目でクソ長い話とか威圧感のあるイメージが吹っ飛びました。
最初こそ緊張したものの、途中から本当に楽しくて。
職場の人とは一定の距離を取っており、さらに上層部となればもちろん親しいはずもなく。
それで勝手に怖がったりして・・・。
社長というだけですごく雲の上の存在だったけど、こうして普通に暮らしがあって、うどんを啜ったりカレー飛ばしたり、奥様にツッコまれたりしているんだあ。
先に食べ終え、しばらくお話ししたのちにお店を出ようとすると、既に私たちのお会計が済んでいました。
お二人とも席を立たれる様子もなかったのにいつの間に?!カレー天到着時に奥様がカードでとか?なんてスマートな。
お礼に戻ると「いいんだ、またな。俺も次は天ざるにするぞ」とヒラヒラ手を振っている。
私、ミニマルにシンプルに、人とは距離を取ろうとかなんとか色々思っています。
でもお茶目でフレンドリーってやっぱり最強ですね。怖いとか冷たいより100倍嬉しい。
「感じが良い人」って定義が難しいけど、昨夜の社長ご夫婦は仲睦まじく感じの良さの塊でした。彼に言葉を借りれば「まじギャップに惚れた」。
あんな夫婦に、なりたい。
そんな誰得な備忘録でした(爆)。
最後までお読みいただきありがとうございます。