ミニマリストの多くは、髪型も飾り気の無い雰囲気を好まれるように思います。コレという定番を決めているという方も。
2016年の春頃から無駄のない生活を心がけはじめたことをきっかけに、髪型をどうしたものかと考えていました。
女の命だとか言われますが、あいにくそんな視点はどこかに置いてきてしまったよう。
今回のポイントは楽・似合う・低コストという3点。もちろん推奨するものではなく完全に個人による個人のため思いですので、ご参考までに。

目次
楽な髪型ってなんだろう
無駄を減らし、肩の力をぬいて暮らすこと。それがシンプルライフのカギだと考えます。
ここで挙げている内容はヘアケアが好きな方にとっては無駄でなければ苦にならないことばかり。優先順位の問題ですね。ずぼらな私の場合はこの3点をクリアするのが楽な髪型です。
速乾
この視点、女としてどうなんだというご意見はさておき、毎日のことだから余計な手間は避けたいというのが本音です。
特に気になるのが乾かす時間。ただでさえ暑いし夜は眠いのに長時間ドライヤーを使うのは億劫です。
スタイリング不要
早起きをはじめたので(詳しくはこちら)朝に時間の余裕はできました。朝に入浴することもあり、寝癖との格闘も減りました。
とはいえやはりスタイリングがいらない髪型がいいです。ワックスやスプレー剤を使いたくない、さらにいうと所有したくない。本当髪をセットするのが下手なのです。
邪魔にならない
仕事や家事の時に妨げにならないことも重要視しています。
視界を遮られたり頬にぞわぞわっと触れたりすると集中できないのです。また食事の際に料理に毛先が触れそうになるのも避けたいです。
似合う髪型ってなんだろう
より良く見えるということ
例えば面長の人は顔の両サイドの髪をふわっとさせることで、またおでこが狭い方は頭の上の方から前髪をとることでそれぞれの特徴(場合によってはコンプレックス)をカバーできるといわれています。
3月31日に放映された「激突!日本の仕事人」(毎日放送)という特番で紹介されていた人気美容師の義永大悟さんは、番組内でこうおっしゃっていたことがとてもわかりやすかったのでご紹介します。
来店した女性を3つのポイントで診断します。
(中略)それにより絶対に似合う髪型にします。注文は聞きません。
この義永さんはお客さんの全身からわかるデータをもとに、その人にぴったりと合った髪型を提案することでモテる女性をプロデュースされるそうです。ここでいう3つのポイントは次の通りでした。
①指の長さ
まず来店されたら指の長さを測定するそう。これにより退治の時に浴びたホルモンの割合がわかるというのです。
人差し指と薬指を比較して、薬指の方が長い人は男性ホルモンを多く浴びているため色気がありセクシー。一方で人差し指が長いと女性ホルモンを多く浴びているのでカジュアルなタイプなんだそう。
②骨格
上半身がしっかりしている女性はロングレイヤーやショートが似合う。下半身がしっかりとしている女性はミディアムかふわふわしたウェーブが似合う。
全身の骨格とからだのバランスによって似合う髪の長さが変わるそう。全身鏡で客観的に見てみることが大切です。
③分け目
人間の顔は左右非対称であることが一般的。顔の骨格が上がっている方が若く見えるため、鏡で正面から見た時に上がっている方の顔をみせるように分け目を決めると、生き生きとしてみえるといわれています。
しっくりくるということ

とてもしっくり。とてもかわいい。
フェミニンな装いが多い方は一般的にロングを巻き髪を好まれます。モード系の方は黒髪のイメージが。
こうしたファッションはその人の好みであり、その嗜好に合った髪型だとしっくりきます。また芸能人や著名人に憧れて、同じ髪型にしたいという方もいらっしゃるでしょう。
私も、先日結婚されたモデルのTAOさんのマッシュルームカットにとても憧れたことがありました。中谷美紀さんのボブも素敵だなと思います。どちらも恐れ多くて真似をするには至っていませんが。こうした好みは、時代やその人のライフステージによって大きく変化しますね。
一方で、人から見た時にどうかという観点も重要だったりします。でも色々考えて失敗するくらいなら、髪型キープし続けて定番にするという人も。続けるが故にしっくりくるのも、制服化(→詳しくはこちら)の発想からいうとむしろアリだと思います。
顔や骨格の特性を見ることで、似合う髪型を知る。それを好きなファッションとうまくミックスして自分の定番にしていく。
着るもの同様、自分にしっくりくるものがわかると気持ちの上で楽ですし、スタイリングに悩むこともなくなり時短にもつながりますね。
低コストな髪型ってなんだろう

コストな髪型はないない尽くしです。
○乾かすのに時間がかからない
○カラーとパーマをしない
○美容院に行く頻度が少ない
○スタイリング剤を必要としない
昨年の美容院代は合計¥78,000でした。衝撃です。
カット、カラー、パーマで¥13,000、2か月に1度通っていたからか、この金額を支払っているという実感がありませんでした。
これを高いと判断するか否かは人それぞれ。
もともと美容院は緊張してしまうタチなのですが、数年来担当の美容師さんとの相性も良く、他を探してまでコストダウンを図ろうとは思いませんでした。独身会社員という状況だからできることかもしれません。
ところが年末にこの美容師さんが結婚に伴う転居で退職。年初よりに家計簿をつけ始めたこと、髪型について色々考えていたこともあり、その美容院通いをやめることにしました。
そして先に挙げたないない尽くしの髪型にして、美容院代を年間¥7,000にしようと決めたのです。
この低コスト化、縮毛矯正が必須という方や、ワックスを使わないとまとまらないという方もいらっしゃるので髪質によってはむずかしいかと思います。
それでもひとつでも試せば確実に節約になるでしょう。全部取り入れればヘアケア費はカット代と日々のシャンプー&リンス代のみ。詳細は後日別の記事にまとめる予定ですが、年間目標の¥7,000も夢ではなさそうです。
まとめ
シンプルに暮らしたい。だから髪にかける時間とコストも見直してみました。
まずはヘアケアにかける手間暇について、自分はこうだったら楽だなというポイントを見極めます。
そして自らの顔立ちや骨格、好きなファッションを客観的に判断して、似合う髪型を知ること。自己判断がむずかしい部分なので、信頼のできる(=辛辣といってもいい)家族や友人、またプロの意見に耳を傾けてもいいでしょう。
最後に、シンプルライフを目指すからにはコスト面でも無駄を減らしたいもの。ケアが楽で、似合う髪型を低コストで叶えてくれる美容院を探しましょう。