こんにちは、くらためです。
家族が捨てられないタイプの場合、どんどんモノがたまっていきますよね。
日本中に蔓延する、なんだかゴチャゴチャとモノが多い家。それは、適量を把握してコントロールする人がいないままモノだけが増えてゆく結果でしょう。
そんな家で、もし誰かが「これ処分しようかな」と勇気ある発言をしたら。
秒速で捨てましょう!!
口は出さずに時々手を出す
ただただ増えていく、モノ。
日々、生活をしているわけですから自然と増えていくのは仕方がない部分もあります。
例外として言えるのは子供が巣立った後の家具やありとあらゆるモノ。
これらは増えることはありませんが、誰かが処分しないとなくなることはありません。どうやら親にとっては手を出しにくい領域なんですね。
そもそも買ったのは親自身だし、それが置かれている箱(=家)だって親のもの。遠慮することなどないと思うのですが、子どもにはわからない親自身の思い出もあるようで。
自分の親を見てもそうなんです。私は実家を出ていますが、いまだに部屋があってベッドなどの家具も置いたまま。母がそのままにしておきたいというのです。
一応、別世帯である家のことに口を挟まないという自分なりの線引きがありまして。正確に言うと口出しをしていい方向に話が進むことはまずないと思っています。
実家の断捨離は今年の春に進めましたが、大物家具については口を挟まないでおこうと放ってありました。
そして突然訪問してきた母に「この部屋は飾りっ気がないわねー」という問いにも軽くスルーを決め込んだのです。
捨てサインは突然、期間限定でオンになる
そんな実家のモノ事情も、親の考え方やその時の気分ひとつでかわるもの。
お盆の最終日、そのタイミングはやってきました。
実家でのんびり過ごそうと車を走らせた叔母も加わり和やかに過ごすおやつタイム。
きっかけは些細なことです。
よく聞いていなかったのですが、遠い親戚の誰かが亡くなったとか、遺品の整理がとにかく大変だったとか、粗大ゴミの回収料金が高くなったとかいう長い話でした。
「なんだか大変ね〜」と顔をしかめる母。
家族に捨てろと言われると頑なに拒むけれど、外部から情報を耳にするとその気になりやすいのがこの世代の特徴でもあります。
そして気が変わりやすい。その気になるのは一瞬で、もったいないオバケはすぐに顔を出すのです。
サインは見逃さず即行動
この世間話を耳にして、私の脳裏には子供部屋のチェストとパソコンデスクが浮かびました。
そこであくまでぽつり独り言のように言ってみたのです。
くらため「使ってないパソコンデスク、どうしようかな…」
母「そうね、置いておいても仕方ないしね」
きた!スイッチオン!
そう確信したのが午後16時、そして・・・
今このブログを書いているのが19時です。
そう、この3時間の間に売却までを済ませたのです!!!
2階から降ろし、拭き掃除をして車に積み、リサイクルショップに運んで査定に出し、現金化をしました。
パソコンデスクとチェストで1800円也〜。
とにかく一気にやってしまうことがなにより大事。
片付けは自分でしないと意味がない、モノを捨てる大変さがわかってこそ無駄が減らせるなどとよく言いますが、親世代についてはそんなの綺麗事だと思います。
持ち主本人の気分がノッているときにまわりがササッと対応してしまうことで、モノを処分するのはそんな大きな問題ではないのだと理解してもらう方が先決。
スッキリできる上に、行動することで現金化できるいうことを体感して欲しかった。
前回色々と処分した際はすべて自宅に持ち帰って箱詰めしたので、母はその様子を見ていないんですよね。
だからゆっくりしたい連休にしかもクソ暑い午後に本人を目の前にしてせっせと体を動かしたのでした。
思い返せば、前回わりと高額査定をしていただけた【リサイクルネット】に送ればよかったのにというのは後の祭り。
それぐらいスピード重視で必死だったのでした。
遠出することもなく過ごしました連休。最後に母の断捨離スイッチがちょっと点滅したのはうれしい出来事でした。
お読みいただきありがとうございます。