こんにちは、くらためです。
ファッション雑誌が大好きです!
ミニマリストを目指すようになってからも読んで楽しんでいます。
服を買うことが目的じゃないので、自分がターゲット外でも興味深く読めたりする。ミセスとか25ans (ヴァンサンカン)なんて異次元すぎて最高です。
でもその辺りは既定路線というか、安定してお金持ち相手に紙面づくりをされていてブレません。
そんな中、今月衝撃だったのは、いきなり脱ママ、脱真面目、イケ☆ママスタイルを推奨しだしたDomani(ドマーニ)だね!
雑誌Domani(ドマーニ)がワーママ向けに大幅リニューアル!
ドマーニといえば、女、妻、母。どんな立場であっても自分らしく働くアラフォー女性に向けた、少々辛口ででも女性らしいスタイルがいい感じでした。
くらためには年齢的にも土地柄でもやや大人っぽ過ぎたけど、格好良いな〜思い度々拝読しておりました(家族が買ってたからね)。
しかし、ここにきて急な方向転換を見せました。
バーンとセクシー風味の黒ワンピの「ママで編集者で表紙モデル」の望月芹名さんが、微笑むような挑むような表情の表紙。「私こう見えてママで編集者で表紙モデルです!」とドヤっていらっしゃる。
自分で言っちゃうパターンか・・・
キャッチコピーは『ママと呼ばないで♡ 〜これが平成ラストのイケ☆ママスタイル〜』
・・・どど、どうした?!((((;゚Д゚)))))
読めば、子育てをしながら働く女性をターゲットに絞り込んでるようです。
しかもワーママと呼ばなければいけないらしい。表記は「ワー/ママ」で「/」の意味がマジよくわからない。
隔月発売になっている辺り、このリニューアルが当たらなければ休刊の危機なのでしょうか。とにかく勝負に出ている感がすごいのです。
ドマーニが提案するママ像と、王者ヴェリイ
ニッポンのワーママはかっこいい!
どんなライフステージでも仕事をする女性は輝いている!
これがドマーニが伝えようとしていること。そのためにワーキングマザーのためのメディアに、忙しい人が綺麗になるための情報満載に生まれ変わったそうです。
つい最近まで未婚・既婚子ナシ・既婚子アリ関係なく、全方位に優しかったのになんで?!
という既存読者の声は華麗にスルーしワーママに特化されています。
これまでは知的で品のある印象でした。モデルの小泉里子さんが格好良かったな〜。
それが、表紙からもわかるようにオンナとしての「攻め」感が強くなったようです。
中身の方はというとまず圧倒的な「黒推し」。黒が好きな方は買って損はないでしょう。
また、フリーランサーやキラキラ系経営者、クリエイティブ系職業の方(もちろんママ)がいかにオシャレを楽しんでいるかが披露されています。
紹介されている服の一つ一つは以前と変わらず素敵ですが、ワーママターゲットなのに一般企業には着ていけなさそうなファッションなんだよなあ・・・
読んでいて感じるのは、「ママっぽくなった」というのはドマーニが描くママたちには歓迎されないらしい、ということです。
ほっこりして垢抜けないという意味で捉えられるようで(それのどこがいけないんだという議論はさておき)、そこが表紙の「脱♡ママ!脱♡真面目!、っていうかママと呼ばないで♡」につながっている模様。
・・・これは、荒れるね (`・ω・´)
実際に発売からSNSではなかなか話題になっているようです。
ギラギラしすぎw
今更ベクトルが古い!バブル時代かよ!
私が理想とするママ像とは違うようです。
編集長が変わったんですか?悲しーw
などの予想通りの反応と、綺麗です♡という声もわずかですが見受けられます。
ただでさえ意見が分かれる「ママの在り方」。そこにこれほど大胆な提案をするチャレンジ精神がマジすごい!というのが完全にターゲットから外れたくらための感想ですね〜。
それもこれも、ママ雑誌の絶対王者・VERY(ヴェリィ)を意識しての思い切った舵取りなのでしょう。
今や一人勝ちのヴェリイはママ全般がターゲット。そこに切り込んでいくには「ワーママ」に特化する必要があったのは明白です。
そして読んでみて思う。VERY(ヴェリィ)の醸し出す余裕感ってマジすごいね!
働いていようがいまいがキラキラだよ・・・
ちなみにドマーニは隔月発売なので次は4月号。
1冊丸ごと白特集をされる他、春にはバッグを新調したくなるのが「イケてる☆ワー/ママ」の心意気!だそうで、イケママ目線のバッグを考えるらしい。
・・・なんか色々、楽しみですっ(`・ω・´)
ワー/ママでもそうでなくても、色々考えさせてくれるいい雑誌だと思いますよ。
以上、くら/ためでしたっ!
最後までお読みいただきありがとうございます。