こんにちは、くらためです。
先日無事にお食い初めとお宮参りを済ませました。
神社でも御祈祷もおとなしくしてくれて、生まれてきてくれたこと、ここまで無事に育ったことへの感謝の気持ちでいっぱいに。
その後のお食い初めの席で、さらにぐっと心揺さぶられるとは。
思い、生きる
お食い初めは、私たちの自宅かどちらかに実家で、という話も出ていたのです。
それが数週前になって「みんなでゆっくりできるよう、専用のコースがある食事処にしないか。うちで手配するから」とお義父さんから連絡が。
確かにその方が楽だな〜と、ありがたく乗っかることに。
私たち3人、母、義両親とお店に向かうと。
あれ、大人の席が6つ用意されている。お義兄さんでも来るのかな、いやうちの姉か?なんて思っていると。
「お父さんの席とお料理も用意させてもらったよ」
勝手にすまないね、でも私がそうしたかったんだ、とお義父さんがポツリ。
な、なんて粋なことを・・・
しかも我が家が遠慮・恐縮するかと思い、内緒で手配されていたみたいで。
ご迷惑じゃなかったかしら、でもご一緒できて嬉しいと小声で言う義母。その心遣いにうちの母、ほろり。
夫も親父やるな〜と嬉しそうだった。いつも言葉少なめなお義父さんだもんね。
そうして運ばれてきたプラス1名分のお料理は、傷まないようと適度に冷やされており、後で折り詰めに。持ち帰ってそのまま供えられるようにというお店のご配慮も素晴らしくて。
父に孫を見せることができなかった、そのことは私の中でどこか少し引っ掛かっていました。不妊治療がもっとスムーズだったなら、あの時流産していなかったらとタラレバで悶々としてしまうこともありました。
でも、父がいるような時間を過ごすことができて、そういう機会を作ってくださる義親がいる。
そんなふうに今ある人、コト、モノを大切に思い、生きていけたらと改めて思いました。
そして、久々の外食で私たちもゆっくり美味しく食べられたし、お食い初め膳で記念に残る写真もたくさん撮れて嬉しかったな。
どうか食べ物に困らず、すくすくと成長してくれますように。
最後までお読みいただありがとうございました。