こんにちは、くらためです。
この連休は友人の結婚式に行ってきました。
新郎新婦はもちろん、同じ円卓にいたかつての同級生たちと過ごす楽しい時間。笑顔あふれる素晴らしいひとときでした。
そして、たっぷり考えさせられました。
これも今を生きる女の現実?
幸せそのもの、綺麗な新婦の姿。新郎新婦の家族による歌やビデオレターにハンカチ必須だった披露宴。
それはそれは素晴らしいものでした。
斉藤和義さんのウエディングソングが印象的だったな〜。
その人を選んだ 人生がいま始まる
誰も幸せしか いらないだろう
それだけを祈るだろう
幸せのその日に 人はなぜ震えて泣く
あんなに輝いた 笑顔の後で
こんなに愛されながら
コピーライターの一倉宏さんの言葉の力がすごい。「綺麗なお姉さんは好きですか」の方ですね。人生を3つの単語で表すとしたらも読んでみたい。
というのはさておき、そんな涙がささ〜っと引くシーンがあった。こんな言葉が普通に行き交った時間でもあったのです。
「やっとあの子も片付いて本当に良かった」
「早く元気な子を親御さんに見せてあげてください」
「二人目はまだ?」
「早く近く家建てて安心させたやりなさいよ」
その度に妙齢女が集う円卓には目配せと苦笑いが・・・
うわ〜今のはナシだわ。スルー力がどんどん研ぎ澄まされるね。
イカンイカン、主役のハレの日だからお祝いに集中しよう!
小さく盛り上がる妙齢女だらけの円卓、想像つきますね。
幸せのその日に想う
そういうことを言った方々に当然、悪気はないのです。むしろ親切心だったりする。
だからこそ本音で本気っ(`・ω・´)
少なくともこの辺りでは当たり前とされている生き方がある。きっとその後も、子供の進路や親の介護など「あるべき」「すべき」が続いていく・・・
ネットやテレビ、雑誌で見聞きするとのずいぶん違うなあ。色々なことが進化していく中でも、それがここでの現実なんだと改めて思い知ります。
私もいつかそんな風に思ったり同じことを口にしたりするのかな。そもそも自分が、ここのスタンダードに合うように生きられるかも分からないけど。
何れにしても、今この胸にツンと刺さったことを忘れないようにしよう。
家族の絆に感動し涙したり、家族ってなんのだろうと考えさせられたり。まさに当事者じゃなくとも幸せのその日に祈って笑って震えて泣く。
結婚式って気持ちが忙しいね〜(`・ω・´)
そんなことを帰りのドトールで想う妙齢女たちなのでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。