生き方のヒント

【看取りを経て】母がひとりで、出かけた場所。

こんにちは、くらためです。

驚きました。

母が1人でランチに出かけたのです。

スーパーや百貨店、ショッピングモール以外にひとりで出かけたことがない人でした。いつも家族か友人と一緒。

 

それは、貴重な第一歩。

 

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前に進むということ

父が逝き、その後の様子が気になってはいました。

一時は手続きや片付けで通っていたけれど、今や顔を出すのは月に1、2度。平日はどうしているのかな〜って。

そうしたらちょっと前にLINEが来て。

 

 

ここお薦め〜!(やたら派手な絵文字付き)

 

 

次に送られたイタリアンレストランの画像に映る、4人掛けテーブル上のランチセットは1人前。

向かいに誰も座ってない様子。椅子にバッグもないしな、とふと思いました。

 

その後も、週に1度ほどのゆるいペースで中華や洋食、カフェでのランチ画像が送られてきた。

そして先日会った時に分かったのは、どうやら全てのお店ではなく本当にお薦めの時だけ情報が届くらしい、ということ。

「だっておいしくもない店のこと LINEされてもただの自己満足だし、受け取る側は鬱陶しいでしょう」って、まあそうね。

 

そして、自由気ままにひとりでランチをすることに、この上ない喜びと楽しさを見出したらしい。

 

「なんで私、今まで家の残り物ばかり食べてたのかしら。

世の中にはいろんなランチがあって、その日の気分で選ぶのが最高なのよ。時間も気にせず、本当に自分の好きなものを美味しく食べるの。

最初はひとりでなんてと躊躇したけど、行ってみれば案外多いのよ。当たり前よね。働いている人や一人暮らしの人は大勢いるんだから。」

 

 

そう言って、今狙っているお店のリストを見せられた時、私は心底ホッとしました。この人は大丈夫そうだ、と。

最初は無理しているのでは思っていたのです。

いや実際にそうだっとしても、着替えてメイクしてエイッと外に出て、好きなものを好きに食べているうちは、そう心配しなくてよいのかもしれない。

 

そんな今日のマイランチ、平茸と塩昆布の和風パスタをリピ。

 

「自由」を噛み締めるほどに、闘病生活を支えるのは辛かったのだろうとも振り返る。

だからこそ今は、その喜びを謳歌してほしいと心から思う。

 

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外に出ると気分転換になるもんね。それが前に進むきっかけになっているのかな。人に作ってもらうご飯のおいしさって特別だもんね。

ひとりが気楽で良いのかもしれないけど、仕事が落ち着いたらたまには一緒に行かせてもらおうかな。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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