こんにちは、くらためです。
毎年この時期と秋になると思うんです。
色々と迷ったけれど、この地に戻ってきて良かったなと。
大学に進学する時はとにかく出たかった。
だから実際に出たのに、地元本社の企業に就職したのはなぜだろう。
この土地で季節と共に暮らす
それでも最初は首都圏や関西に配属になり、都会暮らしをしました。
人もお店も刺激も多い土地で、同僚や大学の同級生と外食をしたり、休日は百貨店やカフェに行ったり。
いや〜、楽しいっ( ´∀`)
と思ったもののそれは長く続かなくて、仕事にストレスが生じると同時に、異動願いを出すことばかりを考えました。
それはすなわち、大多数の部署がある地元に帰ることを意味します。
考え出してからは1年近く迷った後に実行。いつかは本社勤務もあると最終面接で言われていたこともありしばらくして辞令が出たら、それはそれで恐れ慄いた。
今帰ったら、もう2度とこの楽しい都会暮らしはできないかもしれない。
実際は転職すればできなくもないのに、変なところ真面目な私(←自分でいうスタイル)は本気でそう思ったのです。
でも、いざ戻ってみたら。
百貨店ブランドへの興味は薄れ、買い物はネットと巨大なショッピングモールで事足りて、お洒落な飲食店は郊外にも案外できていることを知りました。
ミニマリストという価値観にも出会い、「今ここにある」モノ・コトに満足することも知り、ここでの暮らしも悪くないという思いが加速。
実家には思い立ったら小1時間で行ける環境も、今のように介護・看取りをする身になればそのありがたさに気づきます。
結婚もした今、いよいよ都会暮らしに戻ることはないだろうな・・・
そして今、そんな暮らしを楽しんでる。ふとそう思うのは毎年この時期。
食べきれないほどのイチゴをいただくという、贅沢。
2人では到底食べきれないから、ジップロックに入れて程よく果肉が残るぐらいに指で潰し、蜂蜜を回しかけてモミモミ。
冷凍庫へ行ってらっしゃ〜い。
蜂蜜のおかげでカチカチにはならない。これをヨーグルトにかけたり、炭酸や牛乳で割って飲む。
そのおいしさに触れるたび、ああここに住んで良かったと思います。
正直、逃げるようなネガティブな理由で決めたUターンでした。
思い出すとちょっとチクッとするような感覚も、季節の美味しいものや散歩で見る風景、中高の同級生などに会うとふわっと温かな気持ちによって中和されます。
さあ、今週末はベランダのトマト様に支柱を立てるぞ〜!
最後までお読みいただきありがとうございます。