こんにちは、くらためです。
昨日はクリニックの日。仕事帰りになんとか駆けつけました。
結果、タイトルの通りでした。
ほよ〜んとしたミニマリストブログという体でやってきたので、重いこと書くのを迷ったんですが、ここまで書いてきて急に止めるのもね・・・
なので、興味ないわ〜って方はスルーでお願いします!
8週目、体外受精から心拍確認できず稽留流産に。
先生は本当にじっくり診察してくださいました。
ちょうど8週でしたが心拍がなく、胎嚢はこの2週間で5mmほどしか育っていませんでした。
このまま自然に体外に出る可能性もあるけど今のところ出血も全くない。なので来週もう一度確認して、手術で取り出すことになりそうです。
「これは母体のせいではないからね」と最後に言われ、もし家で出てきたらこれに入れてねとプラスチックケースをいただき、お支払い。
1,890円。
今までこのクリニックで払った中での最低金額。なんの薬も処置もない。
そうだ、これは治療じゃなくて妊婦検診だったんだ。
妊娠初期の流産をして思うこと
思い返せば、診察室での感情は「無」でした。
ここ数日は検索魔だったのです。
それで妙に予行演習ができてしまっており、ただただエコーの画像の胎嚢を見つめていました。もうゆっくり見られることがないならしっかりこの目で見ておこうと、冷静でした。
待合室に出てからすぐ彼にLINEで報告。
「こういう時になんて言ってあげればいいか分からず本当にごめん。」
そう返事がきたかと思うと数分後・・・
まだ次があるし頑張ろう。やりたいと思うところまでやって、それからあとのことはまた考えればいい・・・というような返信がポツポツとやってきて。
それでもなんかボーッとしてしまい、ありがとうとしか返せず。
自宅に戻り、出迎えてくれた彼の目が相当に潤んでいるのを見て、初めて泣けました。
前に好きだと言ったカヌレを仕事帰りに買ってきてくれた。夕食後、今まで我慢してたカフェインと共に。
胎嚢が確認できた頃から多少の覚悟していました。あまりに小さかったからです。
5週目半ば 3mm
6週目半ば 8mm
8週目 9mm
これが極端に小さいことはネットで調べたらすぐ分かりました。
そしてここ数日は早くはっきりさせたいという気持ちが強かったです。
命の力を信じなきゃと思う一方で、希望を持ってダメだったらこの豆腐メンタルは立ち直れない気がしました。だからどこかで期待しないようにしたのは、弱い人間なりの自己防衛だったんだと思います。
悲いし寂しい。まだこのお腹の中にいて、でも先はなくて。それでも夜は久しぶりに深く眠れました。
今朝は目覚めた時は夢じゃなかったんだと少し落胆しましたが、枕元のエコー写真を見て1日もちゃんと過ごさねばと思いました。
この2ヶ月は長いジェットコースターの様でした。
でも一歩引いて見れば、平和な日本に生まれて普通に穏やかに生きている。カヌレだってちゃんと美味しく感じる。
大丈夫、と思いました。
最後までお付き合いありがとうございます。