こんにちは、くらためです。
なんともタイムリーなアエラの記事を母に転送したよね。
予約の取れないお片付けのプロが、「無理して捨てると不幸になる」と語る深い理由
愛着があるものはその人の体の一部。
他人から無理に処分を迫られると、ほんとに体がおかしくなってしまうことがあるんだって。
ちょっと前に祖母の家の片付けで大揉めしていると書きました。
確かに、あのいつもおっとり優しい祖母が鬼の形相で「許さない」とか言って火事場の馬鹿力を発揮する。
モノと人との結びつきってすごいんだ・・・
片付けと、「寄せる」場所を作る優しさ
だから「嫌がったら無理してモノを捨てない」とそのお片付けのプロは説きます。
ミニマリズムに傾倒していると忘れがちなんですが、「モノがあるからこそ安心して暮らせる」と言う人の方が世の中には圧倒的に多い。
災害対策にもコロナ対策にも、ある程度のストックがないと詰むよねってことはミニマル業界でさえ常識になりつつある今、モノと人を無理に引き離す必要は全くもってないわけです。
でもそんなこと言っていたら永遠に片付かない(爆)。そこでプロは「捨てる」ではなくとにかく「寄せる」ことを勧められていました。
時を同じくして、祖母宅もひとまずは物置と化している蔵に全部突っ込むという体にした、片付け実行部隊の母世代メンバー。
使うかもしれないから蔵に置いとこ( ´∀`)
そう言うだけでコトはうまく収まり、祖母も納得して裏小屋の解体に同意したそうです。
でも、蔵の2階には今の祖母では上がれないしそもそも入りきらない。きっと叔母たちはこっそりいくつかのモノを処分するのでしょう。
嘘つきではある。でもそこには深い優しさもある。
その辺りの善悪を部外者の私にジャッジする権利などありません。
全ては家族が安心して心穏やかに、なにより安全に暮らすため。捨てる捨てないでケンカしたり悩んだりせず、選別の必要もない。でも邪魔なモノはとりあえず寄せる・・・
そうやってスッキリした空間を確保するって本当に大事なんだなと思いました。
最後までお読みいただきありがとうござます。