こんにちは、くらためです。
久々にひとり実家に泊まっています(喧嘩じゃないよ)。
一人で帰ってご飯を食べると、学生時代に戻ったような不思議な気持ちになります。数年前の断捨離のおかげで家の中はずいぶんスッキリしたけれど、そこはかとなく漂う実家感。
落ち着くなあと思う反面、ツッコミたくなる衝動がムクムクと・・・
その布、いるのか。
家電に布のカバーをかけるというインテリア
その新しい炊飯器には淡い花柄の布がかかっていました。
最初は偶然置かれただけかと思ったけど、今朝になってまたきちんと同じ向きでかかっていた。つまりそこが定位置なのでしょう。
毎日使う炊飯器にかけられているのだから、埃を気にしてではないことは分かる。となると、その存在理由は『生活感の出がちな家電に布をかけて目隠しするため』だと思われます。
かつては電話やドアノブにまで丁寧に布がかけられていたし、どこで購入してくるのか今でもトイレットペーパーホルダーには専用カバーが。それは母なりのこだわりであり、我が国の誇るべきカルチャーともいえる。
布カバーリング術、根強し・・・
実家の片付け、実家のインテリア
そうしたカバーは頻繁に洗われ、その間には別のものがかけられている。つまりカバーのストックもあるのです。
ちなみに昨日書いた備蓄問題などこの家には存在しません、常に豊富でそこに迷いはない。
そして昨日、この一言をつい口にしそうになったけれどやめました。
その布いるの?(`・ω・´)
ここ数週間で気付いちゃったんですよね・・・『モノが少ない=偉い・すごい・そうあるべき』と思っているという何様で恥ずかしい事実に。
もっと言うと、こんな風になって欲しいと至極勝手に思っていた。
60代 シンプル・シックな暮らし方 それは、小さな工夫の積み重ね
相当良い迷惑ですよね。家族から今の暮らしやインテリアを否定されたら私、すごくムカつくと思うのに。
親は親なりに丁寧に楽しく暮らしている。
洗って片付けて、季節ごとに色柄を考えて。それはそれで素敵なことだ。
普段、人は人とか言っているくせに実家には押し付けがちになっちゃうことを反省しつつ、ペラリと布をめくって朝から白いご飯をもりもり食べたのでした。
それにしても最新の炊飯器は良い。ご飯が美味しい上にビジュアルも全然悪くないから、私はその全容を拝めるように堂々と置いてあげたいよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。