こんにちは、くらためです。
前回の続きです。
http://kuratame.com/minimallife-2466
どうやら「色気がない」と言われたのが思いのほか引っかかっているようです。
意外というか、自分はそういうことにこだわらないと勝手に思っていたけど、そうでもないものだな。
自称(してませんけど)サバサバしている女は実際はじっとり面倒、というのは本当かもしれません。
ミニマリストは色気を出しにくい生き方
失礼を承知ながら言わせていただきますと、ミニマリストやシンプルライフ系ブログの中に、お色気を感じるものは当ブログを含めてあまり見かけません。
(わーごめんなさいごめんなさい、探し方が悪いだけかもです!)
『色気』の意味は
コトバンクより
1 色の加減。色の調子。色合い。「青の色気が薄い」
2 異性に対する関心や欲求。色情。「色気がつく」
3 人をひきつける性的魅力。「色気たっぷりの目つき」
4 愛嬌(あいきょう)。愛想。おもしろみ。風情。「色気のないあいさつ」
5 女性の存在。女っ気。「色気抜きの宴席」
6 社会的地位などに対する興味・関心。「大臣の椅子に色気を示す」
軸が『自分』
色気、なくても当然といえば当然なのです。
なぜなら、ミニマルな暮らしを目指すとき、モノ選びも行動も自分がどう思うか・自分にとって心地いいかが基準になるからです。
一方、色気とは他者をひきつけたり関心を抱かせる要素。
例えばスカートを選ぶときの差は歴然。
ミニマリストは「着まわしやすく、動きやすく、洗いやすい1枚」を選びます。
色気のある人は「色合いのある、人を引きつける魅力のある、おもしろみのある1枚」を選んだりするのでする。
自分の声に正直なミニマル志向と、他者(主に異性)の関心を意識するお色気志向は、根本的に真逆なんです。
シンプルライフ推奨ブログをいくつか読むと、多くの共通点が見られます。
服飾雑貨はシンプルに、実用性があるものを必要な量だけ。
コスメ系も最低量を。中には化粧はしませんという方も。
自分の価値観で無駄や無理をなくすと、ユニセックスな無地にアイテムが妙に増えます。
異性に対する関心?ないないそんなもん!というわけですね。
ミニマリストは色気がなくても困らない?
ミニマリストは基本的に色気がなくても困りません。
人を惹きつける魅力を持とうという意識がそもそも低いのです。
クラブに行くより、人目につく街中のおしゃれカフェやバーに出没するより、家でひとり珈琲豆でも煎っている方が楽しいのですから、無理もない。
むしろ「は?なぜに異性の関心を引かねばならんのですか?」とマジで思っていたりする。髪型も服も、もメンテナンスが楽とかお金がかからないことに着目して選ぶのです。
もちろんおしゃれだなとか、センスがいいなと思う方は本当に多いですよ!
ただ、それはあくまで女性同士がいう「かわいい」「すてき」であって、一般的にいう色気とは別なのです。
結局欲しい
自分に必要なものだけを持つミニマリストが、そもそも他者(異性)を引き付けるためのあれやこれを持ちたいと思うのか。
色気に満ち溢れようという気になるのか。
それはつまるところ、モテたいか?とか、独身であれば異性と互いに惹かれあい付き合っちゃったり、結婚しちゃったりしたいか?という、わりと壮大な話でもあります。
私の今のところの答えは、はい、全員に無視されるよりはモテたい。結婚もできるのであればしたい。ただそれよりなにより、魅力的でありたいです。
そのために必要ならば多少の色気も欲しい。
おもしろみや愛嬌という色気
彼がいう色気が、先述の定義「3 人をひきつける性的魅力。」のことだけじゃないことはわかっているのです。それも多分にあるんでしょうけど(汗)。
わりと身近な第3者から見て、一緒にいて嬉しい存在でありたい。
なので、どちらかというと「4 愛嬌(あいきょう)。愛想。おもしろみ。」を持ちたいのです。
つまり、
ミニマリストに憧れながらも、色気を持つことにもあきらめがつかない。
なんと面倒くさいやつなんだ!!
ガチミニマリストのみなさまからは総スカンかもしれません。
でも既にあれやこれやを手に入れている既婚ミニマリストの方ならわかってもらえるかなー。
中には「私は色気なんてないんですけどー、結婚は全然しちゃいましたから関係ないですよ!」みたいなことをいうミニマリストさんもいるのでしょう。
かつて「試験勉強してませんけど満点とっちゃいました」と言ったクラスのあの子みたいに。
そんな天然色気ホルダーになれる気がしませんので、私はきっとなんらかの努力をせねばなりません。
色気を取り戻す方法を、自分なりに面倒くさくない範囲で考えてみよう。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。