異動や退職といえば避けては通れない机の整理。
テレビドラマで、段ボール箱に色々詰めて部屋を出ていくシーンがよくあります。
これ、ミニマルな机だととっても楽なんです。
手ぶらで異動
4か月の前に職場の机の断捨離を決行しました。
退職をにおわせてしまって周りを動揺させたという思い出も。
新しい事務所、新しい机。なんだか気持ちがいいです。
オーバー40の男性が大半だった全部署と比べると、女性が多くて文具やファイルの色合いも明るい印象。
今回の机の引っ越しでは、特に持って行くものがありませんでした。
仕事内容が大きく変わることもあり、これまでのファイルやデータはほとんど使用することはありません。最低限必要なものはデータで保存したので、荷物としてはゼロ。
となると、文具といくつかの私物ぐらいでしょうか。
置いていって月曜の朝に取りに来てもいいよと部長に言われたけれど、なんだか寂しくなりそうで。
いつもの黒いトートバッグに収まる量だったこともあり、金曜のうちに持ち帰り、月曜日にそのまま出社しました。
第一印象はある意味『無』だった
出社した朝、机の引き出しに馴染みの文具やら先述の小物を配置し、引っ越し完了です。
モノがないと異動も移動も本当にラク!
5分とかからず着席、ふーっとひと息ついたのでした。
すると「え、まさかそれだけ?」という両どなりの人。
ハイ、と返すと、「なんにもない!流行りのミニマリスト?」とはしゃぐ女性社員。
振り向くまわりの社員たち。なになにーという表情。
ま、まずい。目立たず、つかず離れずのはずが思いっきり注目されている。
たしかに、目の前の机にはパソコンと電話がぽつん。
両どなりにはテディベアの腹部からティッシュが出ているケースやら、乾燥肌対策の卓上加湿器。
ゴールデンレトリバーが走っている写真が載ったカレンダーは、前のパーテーションからはみ出す勢いです。
モノがないことは目立つ
はじめて知ったのですが、ガラーンとしているのって結構目立ちます。
「引き出し見てもいい?」とぐいぐい迫る先輩、たしか勤続25年。こわくて断れないです。
開けるくらため。
なんにもなーいという女性社員4名。
「今から徐々に増えますよ」と口添えてみるものの、時すでに遅し。○○さんが来たときは最初からパンパンで入りきらなかったよねーなどと盛り上がる一方です。
たしかに中途入社ならともかく、異動でほぼ手ぶらというのはレアケースなのか。
ペンが1本しかない!蛍光ペンがない!とどんどん暴かれ晒され、部長が入ってきて呼ばれてようやく解放されたのでした。
とはいえ、みなさんとても感じが良くて、初日からどんどん話しかけて馴染みやすいように配慮してくださっていることが伝わってきました。
そのとっかかりが、モノが少ないということだったというわけですね。男性ばかりの前の部署では全然気がつかれなかったのに。
やっぱり女性はするどい!
最後までお読みいただきありがとうございます。