こんにちは、くらためです。
ファッションについて絶賛迷子中。
そんな中、久しぶりに買い物をしました。
今年と去年でどう違う?
今回購入したのは、みなさんお持ちのユニクロのカシミヤVネックニットです。
畳まれてビニール袋の入れられた状態でワゴンに積まれておりました。あたたかい仕事用ニットが欲しかったところです。
おや、Mサイズがある。値段は¥5,990。
ハンガーにかけられたサンプル品に触れると、ほわほわとやわらかいです。
近くの棚に積まれたカシミヤニットは¥7,990。
ん?どうちがうんだ?
そう思って見ていると、となりに立った女性二人組が同じものを手に取りました。
「あーこれ去年のだよね。」
アップデートは必要か
Vネックニットといえばいわゆる『定番』ですね。
数年前は丸首のクルーネックばかりでしたが、去年あたりからまたまたVネックもよく見かけます。
そこで気になるのは、この本にも書かれているような定番服の更新です。
ベーシックな服こそ、アップデートが必要。
スタイル本やらファッション誌には、数年に一度買い替えたほうが賢明だと書かれています。
そうしないとモノが売れないから当然といえば当然です。
でも実際に、あまりにピチピチしたVネックニットは変だなと思ったり、ロゴの入り方や素材によっては違和感を感じます。
やはりベーシックな服にも賞味期限はあるということなのでしょう。
定番という言葉にあぐらをかいて何年も同じものを着続けていると、その年ごとの微妙なシルエットの変化に気がつかず、結果的に期限切れの古臭い人になってしまうというわけですね。
シンプルが故にちょっとしたディテールの違いが目立ってしまうのでしょう。
このカシミヤニットはセーフなのか
そんなことを考えてた時に偶然見つけた昨年の型と思われるニット。
パッと見た目も、よーく見た目も、同じに見えます。
しいていえば今年のもののほうが生地にかたさがあるような。
それも比較してみてはじめて、なんとなく気がつく程度の差です。
詳しい人の目から見たら全然違う何かがあるのかもしれませんが。
そして、今年の新作との価格差は¥2,000。
定番だから去年のものでいいのか?
定番だからこそ¥2,000程度の差だから今年のモデルを買うべきか?
目の前にあるそれが、賞味期限切れなのかセーフなのかすらわからないのです(汗)。
ジーンズのようにスキニーやフレア、ストレートと明確に型があるわけでもないし。
そもそもカシミヤニットが欲しかったかどうかという根本的な問題など、もはやこの時点ではすっかり忘れています。
そしてさらにファッションセンスのない彼に「どっちがいいと思う?」と野暮な質問をするくらため。
「正直、どっちを着ていても同じに見えるし、そんなに大きな問題なの?」という至極まっとうな回答と質問返しをくらいました。
とりあえずあたたかいセーターが欲しいから買おう。
そう思い、最後の1袋だったMサイズを手にいそいそとレジに向かったのでした。
定番の旬を見分ける
ベーシックなアイテムにも、賞味期限はあります。
制服化をはじめてから仕事服についてはふっきれたというか、ある程度割り切れました。
実用性を重視した、作業着のような感覚です。
もともとのシンプル好きと仕事着という要素が相まって、選んだ服はベーシックなモノばかり。
これから先も買い替えや買い足しはしていくことになります。
今回は値段につられて昨年モノを買った私が言うのもなんですが、その都度、最新の定番を見分ける目をもっていたいなと思うのでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。