こんにちは、くらためです。
モノを増やしたくなくて始めた制服化。
一方でバブーシュにポインテッドバレエシューズ、春服全般が気になる。
そんな矛盾を抱えた2月前半でした。
買って失敗するも経験!と、とにかく明るいくらため。
その分貯めて本当に欲しいものを買おうよ!と、正論を吐くくらため。
どっちもメンドーだな、おい。
そんな風に「物欲」と「減らしたい欲」の狭間に陥るんですよねー。春というだけで妙に心踊るし。
物欲と妄想はワンセット
物欲にまみれた理由はただひとつ。情報がたっぷり入ってきたからです。
最近移動時間が多くて、スマホを眺めたり雑誌をめくる時間が増えました。
特に2月は、春に向けてメディアもSNS上のオサレ女子たちもやたらと色めき立ちます。
電車内は黒ぽい格好の人ばかりなのに、スマホに目をやればきれいなピンクやイエロー。ワンピースやブラウスには刺繍の花やら色とりどりの小花が咲き乱れ、素足は軽やか。
モデルさんの笑顔もやたらとはじけている。かわいい。
…あれもこれも、欲しいかも(ゴクリ)。
そして勝手にはじまる妄想。
春アイテムを身につけ、オサレカフェで茶などをしばきパンケーキを頬張るくらため顔面も3割り増しで、肌だって脱毛済みでツルツルだ。
よし、買おう。
この一見馬鹿げた単純パターンにより、服が増え続けるのです。
服を買うのがやめられない買い物依存もそういう小さなきっかけで始まると思う。
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特効薬はこれだ
情報から遠ざかればいい。つまりSNSも雑誌も見なければいい。
でも見ちゃうし、気になって仕方ない。だから、そのあとの対処が大事なのです。
情報が入り、妄想が膨らんでこそ物欲。
そのシーンを再現したいがために、モノを所有したがると言ってもいい。
そう気づいたら、特効薬も簡単に見つかりました。
妄想を再現する
手持ちのもので、今行ける場所で理想に近づけてみる。それで満足できるか否かを実際に確認する。
それでもなお欲しくてモヤモヤするようなら、もう買うしかないですね。
別に面倒なことじゃないのですよ。
例えば、とりあえず一番気に入っている服で、しっかりメークし、行ける範囲で最もおしゃれなカフェに行ってみる。
それだけのために行くわけではないけど、最旬春物を着てここでドヤドヤしたいのかなーという疑問を頭の片隅に置いておくわけです。
欲の優先順位
久々のパンケーキ(マカダミア!)がおいしい。ゆったりとした時間が流れます。ソファ席最高ねーなどとたわいもないことを喋くっていると、あっという間に1時間。
そしてふと気がつきます。
今、自分の着ているものってそんなに重要じゃない。
花柄も刺繍も、当然のことながらマストではない。
それより気になるのはテーブルの向こう側ですよ。妄想では松坂桃李くんだったのに、そこにポツンと座るのはいつもの彼。嗚呼その落差たるや。
妄想を再現してみるとわかります。
私の場合、本当に欲しいものはトレンドファッション<おいしいものと癒しの時間(と松坂桃李くん)。
実際に着るシーンで満たされるわけでもなく、妄想上の演出ツールとして欲しいだけなんです。
湧いては消え、さらにまた湧く所有欲。
それが一時的なのか、どれほどに強い欲求なのか、自分で見極められるようになりたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。