こんばんは、くらためです。
報道ステーションで料理研究家の土井善晴センセがとーっても良いお話をされていたので覚書。
料理の初期化ってすごくしっくりきませんか。
これ、一生忘れないようにしたい(大げさー)。
一汁一菜でいい
突き詰めていくと、食事は一汁一菜から始まる。
土井センセはそうおっしゃっています。
土井センセって誰よ?という方はこちらのウィキを見てね。
和食の基本になるのは、ご飯とお味噌汁。それだけでいい。
家にあるものや冷蔵庫にあるもの、なんでもいいから入れて煮込む。ごった煮でもごちゃごちゃ煮でも、猫飯でもいいじゃないか。
唐揚げだって、炒めたキャベツだって、なんでも味噌汁にしてしまえー!パンだってぶっ込んでしまえばいいと言う大胆さ。
それこそ、苦しみも悲しみも煮込んで、溶け込んで。
えー、なんかいいこと言う!でもパンはやだな(汗)。
余裕があれば、作ればいい
「ちゃんと食事を作らないといけない」
そんな誰が決めたわけでもないルールに、いつしか縛られていませんか?
土井センセは続けます。
時間に余裕があると、心に余裕がある。
余裕があれば魚を焼く。
余裕のある気持ちのぶんだけ、料理をすればいい。そのゆとりを誰かのために活かせばいい。
料理は、純粋な愛情の形として楽しめばいい。
だから、毎日メインディッシュはいらないというわけです。あくまで余裕のあるときだけでよくて、普段は一汁一菜あれば十分。
ホントこれですよね。
お膳のある食卓
ここで基本に立ち返り、もう一度和食を楽しみませんかとセンセは言います。
そこで使いたいのがお膳。
お膳の上に、味噌汁とご飯を並べます。そうすることで、「食事」という心落ち着く空間が自然と生み出だれます。
あたなのお膳があり、そこがあたなの居場所、ほっとできる場所になる。
なるほどねー。これはぜひ取り入れたい。
ガチガチに和風だと使いにくそうだし、こんな感じのがいいな。
和風なのにちょっと北欧感、いや無印感?レビューが多めなのも安心です。
作るのが面倒だというのが主な理由で粗食にしたくらためでしたが(食べるカテゴリーに色々書いています)、こんな風に考えればすごく理にかなっています。
土井センセの本、すっごい読みたくなってポチ。
ん?この出演って番宣ならぬ書宣だったのか!
観終わってから気がつきました。
でもご本人の口から色々聞けてよかった。ウンウン頷いてしまいましたよ。本のレビューはまた書くとして。
メインディッシュに悩む多くの方が、この発想を取り入れることでちょっと楽になれたらいいな。
最後までお読みいただききありがとうございます。