「まだ使える」の罠から抜け出す。

こんにちは、くらためです。

捨てるための考え方やテクニックは巷に溢れている。私もすがるように読み、聞き、心に留めようとしてきました。

 

けれど合う合わないも当然あったり、なかなか上手くいかなかったり。「まだ使える」と思うと手が止まっていました。

今、自分が使えなくても家族なら使うかも。メルカリなら売れるかも。かも。かも。かも・・・・ってすごく執着心がわく言葉ですよね。

 

もったいない、捨ててはいけないと言われて育ってきたのです。いきなりそれをオッケーされても罪悪感ハンパないのは仕方ない。

 

それでも、変わりたかったんだ。

「まだ使える」を手放して

かつての私にもそうやって捨てられないモノがたくさんありました。服や食器、収納グッズに家事の便利グッズ。

プラスチックのこういうのは山ほどあって。

仕事から帰ってきた部屋がいつも散らかっていて、その隅でネットしてご飯食べて寝て、化粧をしてまた会社に行く日々。

2015年のちょうど今頃、たくさんの「まだ使える」で溢れた雑多な部屋でふと思ったのです。わ〜これを片付けるの面倒だな。

 

ていうか、

私がお金を払っている部屋で

モノの方がエラそうに居座っている

 

 

自分でも忘れてたんだけど彼にそう言っていたらしく、先日その話をされて思い出しました。多分何かの受け売りだったと思うのですが。

 

スイッチが入ったようなあの感覚も同時に蘇る。

部屋もだけど、肌荒れとか仕事のモヤモヤもぜ〜んぶリセットしたくなり、「まだ使える」レベルのものは思い切って一掃。

 

「今使っている」だけにした。

 

（懐かしい！！）

その片付けの終わりがけにこのブログもスタート。ミニマリストという言葉と、そこに見出した希望に向かってまっしぐら・・・

 

あの時に行動を起こさなかったら今も、モノが主役の部屋に住み続けていたと思います。不幸ではなかったけどどこかモヤモヤしていた中で一歩踏み出して本当に良かったです。

迷いが晴れたような「抜け出せた」ようなあの感覚。

それをまた味わいたくて、ずっとモノとの向き合い方を考えているのかもしれません。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。