こんにちは、くらためです。
実家の断捨離がゆっくりとしかし着実に進んでいます。このピアノと車の辺りからじわじわ加速したんだなあ。
金額を赤裸々に。
初めての売却。
そして母が言いました。
「ケンカが減ったのよ」
え、そうなの?
モノが多いと起こりがちなこと
モノが多いと起こりがちなのが、当然ながらどこに何があるかわからないということ。
すると「あれはどこだ」と探すことが増えます。すんなり見つかればいいのですがそうとも限りません。
それに加えて「おいお母さん、あれどこだ、あそこにあっただろう」となどと父が言う。
あれって何よ、あそこってどこよ。っていうか自分で取りなさいよと母が小さく、しかし確実にイラつく。
そうした小さな摩擦が、あの一見平和そうな実家に起きていたようなのです。知らなかった・・・
過程で結果で、好循環
それが断捨離を始めたことで変化があったそう。
まずはその過程において。
大きなモノを動かしたり運んだりする際に父が役に立ちました。なんでも自己解決しがちだった女系家族でしたが、ここにきて父の株急上昇。
これにより父の自己肯定感も急上昇。ガレージの整理など率先して動くようになるという好循環が生まれたのです。
褒められて伸びるタイプだったんだな〜。
そして、まだモノは完全に片付いてはいないので結果とは言い難いですが、両親揃ってどこに何があるかは大まかに把握することができた。
これにより「あれどこだっけ(=取ってきて)」から始まる一連のイライラが減ったようです。
もちろん、掃除が楽になったとか部屋が広くなったというわかりやすい効果にも満足している様子です。
よく断捨離をすると運気が上がるとか言われます。
日常のイライラやケンカが減るということは、実際の運気が云々というよりも、運が良くなったと感じてしまうぐらい快適な状態なのではないかと思います。
そっと手助け
幸い終活というにはまだまだ早いようではありますが、自分たちの所有するモノについて考え始め、行動に移してくれるようになったことをとてもありがたく思っています。
そうでなければ、先々に私たち子供がそのまま引き継ぐことになりますからね・・・
基本的に私が自ら手を貸さないようにしていますが、親世代はネットを活用しての買取や査定にはまだ少し抵抗があるようなので、その辺りだけは声をかけられれば引き受けています。
特にこの本や専門書の整理に時はすごく喜んでもらえました!
できることがあればするからと声をかけ続けてよかった。
久々に、暮らしをシンプルにすることのいい点をはっきりと感じた話でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。