こんにちは、くらためです。
昨日は会社の同期の送別会でした。
そこで事件というか、すごく衝撃的なことがあったのです。
いつのまにか社畜飲み会だよっ。
あいつ、会社やめるってよ
同期が辞めることになりました。
A君としましょう。
部署も違ったし特に仲良くしていたわけではなく、同期会で顔をあわせる程度の間柄です。
Aくんについて知っていることといえば、
▷性格は穏やかで時々すっごく面白い
▷理系(電子系)卒
▷彼女いる
▷退職後のことは曖昧、家業を手伝うという噂
以上でした。
同期が辞める時特有の、一抹の寂しさみたいなものはある。
でも地元が近いと気軽に会えそうだという気持ちもあってか、雰囲気は普通の同期会の延長でした。
男子、湧く
宴もたけなわ。
社宅が近い子同士配車サービスも頼んでいたし、飲まない子が運転手を買って出ていたこともあり、飲みチームはみんな酔っていました。
そうして冒頭で書いたくらため的「事件」は起きたのです。
ひとりの男子(B君としよう)が、A君に言いました。
「おまえさ、もしかしてヒトデさんなのか?」
前後の脈絡が聞こえなかったのですが、そこだけははっきりと飛び込んできました。
え、A君ってヒトデさんなの。
社畜界のトップアイドル
初耳な方に先にご説明しましょう。
ヒトデさんとは社畜界のトップアイドルです。
つまり松潤です。
超絶人気ブログ『今日はヒトデ祭りだぞ!』を運営されており、そのゆるふわポップな文章と社畜の手本のような生き様に、同世代のサラリーマン(ウーマン含む)は大変癒されているのです。
読者であることはもちろん同期の誰にも話したことはありません。
「仕事 社畜 やめたい」みたいなこと検索してたどり着いたなんて同期に言えるはずもなく。
しかしですよ。
月間100万PV超えのメジャーブログ、しかも松潤ですから、同期が読んでいてもなんらおかしくないのです。
・・・ていうかそんなことより、A君ってヒトデさんなの??
ンなわけない
酔って呂律の回っていない返事はというと、「だれそれ〜ヒトデ〜?」でした。
だ よ ね 。
似てなくもないけど、年齢も業界も住んでいる場所も少しずつ違う。いやヒトデさんがフェイクかませている可能性もあるけど、あの反応は違うんだろうな。
「なんだ〜違うのか」と残念そうなB君。もうびっくりさせないでよっ (〃ω〃)
そんなひとりドキドキをよそに、B君に絡む他の同期たちは盛り上がっています。
「ヒトデさんって誰だよ、つーかヒトデってなんだよ、まじウケる」
・・・ 愚 か 者 め が
口にはしませんでしたが、我らがトップアイドルを「まじウケる」扱いしたヤツの赤ら顔、忘れませんよ。
みんなヒトデさんだった
そんなこんなでB君(泥酔)、ブログについて語りました。
耳を大にして話を聞いていたのですが、どうやらヒトデさんを知っている男子は数人いたようです。
彼らが社畜だと自覚しどうしたもんかな〜と思いつつも、日々業務にあたっているということもわかりました。私もそうなんだけど。
実はヒトデさん、この2017年8月末で退職し、フリーランスとして1年ゆっくりされることをブログで表明されたばかり。
トップアイドルの引退に、社畜業界は騒然。
だからこのタイミングで退職した若干ヒトデさん風のC君に、「まさか・・・」と思ったのもわかります。
辞めたいのか。辞められるのか。どうやったら。
永遠に思われるような会社員人生に、自分を問い詰めたくなるような泣きたくなるようなそんな気持ち。
誰だってちょっとずつ迷いながらごまかしながら働いているんだと思うとグッとくる。
その場でヒトデさんのブログを読み出す子もいて、「私も社畜かも」と自虐社畜ネタブッシャー大放出が始まります。
これは2次会で社畜トークか?
と思ったところに、お送りの車のご用意ができました〜と呼びに来た店員さん。
「明日も早いんだよなあ・・・」
土日も出勤の部署の男子がそう言うと、「マジそういうとこな!」とお店のミニバンに乗り込むのでした。
ドナドナの子牛たちのように揺られて駐車場を後にした社宅組と既婚組。
ていうかデザート食べたくない?とちゃっかりガストに行った別腹女子(美味しかった)。
みんな、明日からまた頑張ろうね。
【リクルートエージェント】フォーム用とか登録しちゃってるけど、それはそれ、これはこれだからね。
帰りがけ「さっきのめっちゃ反応してたよな〜」とボソッと言ってきたB君のドヤ顔も、忘れませんよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。