こんにちは、くらためです。
リンネルの新刊(2017年9月号)のタイトルの特集が面白かったのです。
”生き生きと暮らしている、暮らし上手な人たち。(中略)それぞれが大切にしていることを優先し、時に楽しく、時に合理滴に家事をしている3人に伺いました。(本文より)”
長くなりそうですが、お付き合いください。
忙しい人ほどきちんとしている?
まず確認しておきたいのが、紹介されている方全員が子育て中の兼業主婦ということ。
ほっこり系代表のリンネルを持ってしても、紹介に値する暮らしぶりというのはそういう感じなのか・・・
独身や既婚子なし、専業主婦を載せても「自由な時間があるんだからそれぐらい当たり前だろ!」と一部読者に一蹴されそうですしね。
いずれにしても、子育てや仕事をされながらも日々の暮らしが整っているのは並大抵のことではありません。
忙しい人ほど時間の管理がきっちりできているということがわかります。
みなさんの時間割を見ていると拝みたい気分になりますよ。
広島のパート・yumiさん
yumiさんは3歳から中学生まで3人の子供育てるインスタグラマーです。
朝6:00に起床してから夜0:00に就寝するまで休みなく家事をされています。
朝すること、夜すること、週に○回することというようにyumiさんの家事ルーティーンが紹介されています。
(ぼかしてます)
朝は、出かける前に玄関の掃き掃除を。洗濯、お弁当作り、洗面所の掃除もする。そんなご自宅はもちろん戸建で超絶おしゃれです。
特にいいなと思ったのが「仕事のない日にする家事」
・ベジブロスをとる
・カゴの手入れ
・季節の手仕事、新聞を折る
普通の掃除に混ざってこうした丁寧感ハンパない項目が並びます。
他にも、手作りのお菓子がいつもある状態で、「シフォンケーキは粉の配合もレシピも全部頭に入っているので、ごはんを炊くのと同じくらいの気軽さで作っています」という。
ここがごはんを炊くのも面倒な女(くらため)との差ですよ!
さらに「お風呂はもう一度入れ直す」。
3人のお子さんが入った後のお風呂が残念な感じなので、ご主人が入る前にお風呂をさっと洗って入れ直すことが習慣になったというのです。
風呂は家族で使い回すことが当たり前になっているニッポンでは革命的ですよ。
節約主婦が風呂の湯を洗濯やら何やらに使い回している中、愛とお金、どちらもバランス良くあるからこそなせる技。
著書にもたっぷり書かれています。
なんか、つくづくいいなあ。
次!
東京の外資系フルタイム・Akiさん
こちらのAkiさんのウリは、「外資系」と「合理化」のようです。
シンプルライフ系ブログを運営していらっしゃる中で、このような特徴を前面に出されている方は珍しいですよね。
長年の外資系勤務されてるから合理的思考も身につき、マネジメント力もあるのね~、というなんともなめらかなまとまり感。
お部屋ももちろんシンプルでスッキリ。使える家電はうまく活用し、とにかく効率化を図っていらっしゃる。
それでも、ほっこり代表リンネルのこうした特集にさらっと馴染んでいるのは、「整った暮らしをしたい」という純粋な想いによるところでしょうか。
5:00起床、夜は21:30就寝という超健康的なリズムは、お子さんに合わせのことでしょう。
でもその流れを確立するために、あらゆる家事を慎重に判断した上で手放している(機械化している)のです。
掃除は見た目も愛らしいロボット掃除機に。洗濯干しは乾燥機に。食器洗いは食洗機に。今は後付けできる食器洗い乾燥機プチ食洗なんかもありますもんね。
買い物はネットスーパーが便利というのもデフォか〜。
まだまだこの時代でも、そういう機器を使うことに対してネガティブな発想を持たれることがある日本。でもほら、外資系勤務ですから。
「掃除の分担で揉めるぐらいなら」と掃除ロボットを買ってきてくれるご主人もいらっしゃる。
頼れるものは頼って、日々の家族の快適さを第一に考える。そのテクはやはりブログ本に書かれています。
うん、こういうメリハリの効いた選択もすごく素敵です。
次!
埼玉のパート・kayoさん
家事や収納の工夫を紹介したインスタグラム(@muno_home)が人気のkayoさんも、3人の子育てをされています。
「・・・とは思えないほどスッキリ!その秘訣は~」というわけです。
ひとりで「断捨離おわんなーい」とか言っている自分との差ね、本当。
Kayoさんのスッキリの秘訣は汚れをためない仕組みづくり。
その日の汚れはその日のうちにリセットするというシンプルなものです。
わかってるんだけどさあ、それができなくて世の民は苦労しているのですよ。
日用品やおもちゃ、服などは定位置を決めて、ラベルを貼って散らかりを防いでいます。シンプルライフではお馴染みのラベルライター テプラが大活躍。
ご自身の家族にとって一番使いやすい収納法をしっかり導き出していらっしゃるところが素敵です。
ほら中には「ラベル貼られるのとかマジ勘弁、幼稚園かよ」みたいな男もいるわけですよ(父です)。そして母はあまり気にしないタイプだったので、実家は割と雑多でした。
整えておけば手間が省けるということを家族全員で理解して、共有して、日々実行する。
そうしたコミュニケーションがしっかり取れているところもkayoさんのお宅の素敵なところだなと思いました。
リビングに貼ったカレンダーでスケジュールを管理というのも、なんか懐かしくていいなあ。
片田舎の日系フルタイム・kuratameさん
・・・ご紹介するに至りません(泣)。
朝の流れはこの時からそんなに変化がないのですが、なにぶん帰宅後以降の堕落っぷりがすごい。
食べる、テレビ、風呂、寝る、とかね。
人様のタイムスケジュールを覗き見たところで、自分が変わらないと意味がないことはわかっているんです。
ライフスタイルは家族構成や地域、年代によって個々で様々なことも。
それでもなーんか面白くてつい見てしまう。
覗き見たいという心理はもちろん、バッグの中身特集などと同様にこういう企画が参考になったりするんですよね。
暮らし上手の時間割、必見です。
最後までお読みいただきありがとうございます。