こんにちは、くらためです。
おしゃれになりたいと思っています。偏差値が低い中でもおしゃれをを楽しみたい、っていうか楽しい。
正解があるようでない、数少ないものだから。
そんな風に思った会社での出来事。
おしゃれ男子がやってきた
今年の新卒社員の中に数名、大変おしゃれな男性がいるのです。
メンズファッションに明るくないくらためでもわかる、そこはかとないおしゃれ感。オレら、他のヤツらと違うんで感。
スーツの王道スタイルだけど、パンツの裾はもちろん折り返したダブル使用。
私が営業時代に街中でよく見かけたぴちぴちの細身ではなく、タックがゆるくはいったテーパード。とはいえ丈は短くて、なにがなんでも足の甲にはかぶさってはいけないことになっているようです。
そして、靴下チラ見せが鉄板になっている。
ビジネススーツで靴下見えるのって、いいのか?
でも待てよ、グリーンやボルドー、ボーダーで、シャツやベルトとの色味も見事に合っていて、なんかすごくかわいい。
同期の男性陣と10歳も離れて居ていないのに、このおしゃれ偏差値の差はなんだ?
面食らう面々
入社1ヶ月研修真っただ中の昼休み。そんなことを思っていると、部長たちが言う。
「あいつらのズボンはなんであんなにつんつるてんなんだ」
「チョッキ着て洒落たチーフまで挿してなあ」
おお、同じことを思っている。
っていうか、私もそちら側(今どきの若モンの生態が分からない側)の人間になってしまったのかー!ショックだ。すごいショックだ。
でも、あれがつんつるてんではないことはわかるよっ!
かといって、部長たちも本人に何かを言うわけではないんですよ。
これがチャラチャラしていようものならおとがめがありそうなものですが、真面目で仕事をさせれば期日も守る。人あたりも大変良く、なんでもそつなくこなすのです。
そして彼らの出で立ちは、相手に不快感を与えるわけでは決して、ない。
むしろだぼだぼスーツによれよれネクタイ(のあの人やあの人)よりも好印象です。
なにより、小物を散らして個性的にスーツを着こなす彼らは、とてもきちんとして見えます。気に入ったものを丁寧に着ている感じがひしひしと伝わってきます。
そして、堂々としている。つんつるてんといわれようがきっと彼らは気にしません。
自己満でいい
ファッションはまわりの人たちのためでもあるけれど、やっぱり自分が満足して楽しんでこそ。常識の範囲内で、日々のおしゃれを当たり前のようにこなす彼らを見てそう思うのです。
仕事着だからと手を抜くくらため。仕事着こそこだわるおしゃれ男子。
その差になんだかハッとした午後でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。