こんにちは、くらためです。
思わず手が止まり、胸がギュッとなったかと思うとふと涙が出ました。
俳優の渡辺徹さんの訃報を目にした今日。
父を思い出しました。
それでも前を向く
歌を歌われていたり演技をされていた頃のことは存じ上げないけれど、物心ついた頃から頻繁にバラエティで目にする仲良しご夫婦でした。
各界著名人からの追悼のコメントを拝見しても、人望が熱く、皆さんに愛された方だったことがわかりますね。
ご本人は60代になられたばかり。
父と、そして息子さんは私と、そして奥様は母と同世代。・
ここではあまり書いていませんが、今でもふと涙してしまうことがあります。
どうにもならないことも、もっと若くしてお亡くなりの方がいることだって分かっている。父なりに見事に生き切ったのだと誇らしく思いたいという気持ちもある。
だからかな、普段は大丈夫だしやたらと悲しんだりということもないのです。笑って思い出話もできるようになったきたのだけれど。
今回のように同世代の方の訃報に触れたり、「早すぎる」「まだ6○歳の若さ」などと目にすると、キツい。
ふと周りを見れば父と同じ年頃の上司は肌艶だって良くて、友人の親も元気に旅行を楽しんでいらして。それなのに・・・
という気持ちをここにそっと、置いていこう。
現実に口にし、考え過ぎてしまったら、どこまでも落ちて落ちて戻ってくるのに時間がかかりそうだから。今は心身の健康が大事で、前を向いていかなければいけないから。
気持ちに蓋をするのは良くないのかな。でも、今はそうやってこの時間が過ぎていくのに静かに流されていきたい気分です。
故人のご冥福をお祈りすると共に、どうかどうか、残されたご家族が穏やかに日々を過ごされますように。
最後までお読みいただきありがとうございます。