会社員ライフ

迷いの末に今がある『わたしも、定時で帰ります。』

こんにちは、くらためです。

始まりましたね〜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』。すごく楽しみにしてたし吉高由里子さん大好きだし!

でも、観たらなんだか胸の奥がツンとしたよ。

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「わたし、定時で帰ります」2年目。

絶対に定時で帰ると決めている主人公の会社員・東山結衣の日々の格闘を描くこのドラマ。

過去にあるトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」というモットーを貫くワーキングガール。

「仕事は命を懸けるものではない」という思いを持ち、誰よりも集中して仕事を終わらせ、プライベートも大切にする。美味しいものを食べて美味しいと感じるといった“普通の感覚”をきちんと大事にする32歳の独身OLだ。(TBS公式HPより)

「32歳の独身OL」ってところは微妙に違うし、ワーキング「ガール」って自分では言いにくい。けど自分の事のように思えました。

 

働くとは、 仕事とは、そして自分が思う幸せとは。そう考えあぐねた末に残業しないことに決めた2018年の1月。

ご挨拶と今年について。ゆとりを生み出す社畜革命だよっ!こんにちは、くらためです。 今年も始まりましたね〜。 いつもお読みいただきありがとうございます。 ご挨...

原作を初めて読んだのはその数か月後だったでしょうか。

 

くらため
くらため
共感しすぎたよね。

 

直後に人事異動があったりして、主人公の結衣のように残業ゼロにはできていません。

でもこの2年、納得いかない残業はしなくなりました。

するにしても翌日の業務が楽になるためだったり、キリのいいところまで仕上げたい時だけ。むしろ自分のためにという感じです。

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定時で帰れなかったからこそ、今は帰る。

仕事に全てをかけられる、仕事が好きでたまらない人って素敵だと思います。そこまでしてやりたいことに出会えているなんて羨ましいしね。

 

その一方で「仕事漬けは自分にはムリ」と早いうちから思っていました。

新卒数年目、営業外回りをしていた頃。夕方の環状線の長い渋滞で、荷物を降ろす21時の倉庫で、早朝に営業レポートをまとめる事務所。早出残業三昧の日々がとにかくキツかった。

 

仕事はほどほどに充実、自分と家族が元気で、友達がいて、気持ちと時間に余裕がある暮らし。

生ぬるくても綺麗事でもそんな日常は、がむしゃらに働いた結果手に入るかもしれないもの(仕事の成果や昇給・ポジション・賛辞)より100倍魅力的に思えました。

その気持ちは今も変わりません。

 

当時はどうしたら現状打破できるか分からず、「必死で働いた先に何があるのか」をずっとずっと考えて気持ちも体調もいっぱいいっぱい。

そして異動願いを出しました。

 

他に定時退社にする方法が浮かびませんでした。現に、今も営業部は残業が多い。

これだから女は・若い奴はと思われそうで、下手すると居場所がなくなりそうで怖かった。でもそうしないと私はきっと働き続けることができないと思い勇気を出して届けを書いたな〜。

 

その後、色々あって今がある。

定時退社後の時間は、食事作り、夕食、入浴、テレビや読書に当てています。スーパーやカフェ、本屋が開いているという幸せも今だからこそよく分かります。

もう前の働き方には戻れない。

 

周りには残業のメリット(手当、上司へのアピール、単に帰りたくない)を語る人もまだまだいます。でも私はこのTシャツ着てもいいぐらい定時で帰りたい。

帰りますと言えない人にもおすすめ(笑)。

ドラマを観て当時のちょっと苦い気持ちを思い出すと同時に、今の暮らしをもっと大事にしたいとも思いました。

それにしても社内で働き方に差があることにモヤモヤを感じる。これも今年のうちになんとかしませんか、部長!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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