生き方のヒント

1兆円寄付し、2部屋だけの小さなマンションに住むということ。

こんにちは、くらためです。

約1兆2000億円を超える財産を社会に還元したアメリカの億万長者、チャールズ・フランシス・チャック・フィーニー氏が亡くなられました。

92歳で亡くなるまでの数年間、サンフランシスコの2部屋の小型マンションを借りて、奥様とふたりで過ごしていたことが分かっています。

 

ハッとさせられるよね。

 

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寄付しまくる

フィーニー氏は、アメリカ、アイルランド、イギリス、オーストラリア、南アフリカ、ベトナム、バミューダ、キューバに多額の寄付金を送った人物です。

老後生活のための200万ドル(約3億円)と、5人の子どもに残した遺産を除く全財産を寄付されています。

 

免税店として有名なDFSの創設者のひとり。海外観光が急増し、免税店は多くの空港と主要都市で店舗を運営するグローバル企業に成長しました。

50歳の時には、ニューヨーク、サンフランシスコ、コロラド、ロンドン、パリ、リヴィエラなどに豪邸を所有。

 

それでも、フィーニー氏は楽しくなかったと言うのです。

盛大な宴会やヨットなどの派手な生活に苦しさを感じた。『無一文の億万長者』では「多くの財産を持つ権利に対して疑問を持ち始め、お金も、ボートを買うことも、着飾ることも、自分にとって魅力的ではないという結論に達した」と記されています。

贅沢な生活をやめ、地下鉄やタクシーに乗る。飛行機もエコノミー席。服は既製服を買い、高級レストランにも行かなかった。

ひたすら寄付。

 

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普通が最も幸せというメンタル

どういう心境なのかな・・・と想像してみる。

 

高級なもので生活が満たされた時、その先にあるものがもぬけの殻だったのかな。

そもそも欲しいものが無いか、この方のようにいつでも買えるとなると、もはや家にあるかデパートにあるか、みたいな感じでしょうし。

 

稼げる社会が存在しなければ、そもそも自分も存在しないと達観されていたのかもしれません。

ビジネスで成功したことで社会から集めたお金を個人で集めすぎたから、自分の取り分を決めて、残りは必要とされる社会に戻した、みたいな・・・

 

そういえば私みたいな小市民でも、働きはじめた頃はブランドものを買うことに喜びを見出してたけど30になる頃には「あれ?で、だからなんだというのだ?」という気持ちに。

この方はそれの何百倍、何千倍のスケールでの虚無感を味わったのかな。

 

いずれにしても、フィーニー氏にはご家族やご自身の中から作り出す幸福がたくさんあcのだと思います。

2部屋の小さな賃貸で、シンプルに、普通の生活で満足されていいたんでしょうね(もちろんある程度広さはあって立地も素晴らしい部屋だとは思うけど)。

 

経済状況は違えど、同じような感じを今の20代の同僚たちからも受けます。トキ消費とかエモ消費とか・・・モノへの執着、ホントないなあと。

私は、モノもある程度好きなミニマリストというブレブレタイプ(爆)。

たまにこうした偉人のお話に刺激を受け、ハッとしつつ、コレかわいい・・・の呪縛からはなかなか逃れられずにいるのでした。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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