こんにちは、くらためです。
つい反応してしまいます。
上司の言葉にグサッ。同僚の態度にモヤッ。彼の電話にイラッ。
「ごめん。今日急に山田とフットサル行くことになってさ、いや〜参ったよ」
っておいおい。声に喜び満ち溢れてるから!山田のフェイスブックに載っている笑顔も極上だったよ!
というわけでドタキャンされて急遽ヒマになった今日。まさにぴったりな一冊を読みました。
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」です。
上司が「移動の時間に読むといいよ」と本を貸してくれるんですよ。感想を求められる気がして一応まじめに読みます。
そして、ずーんと響きました。
反応して消耗する
誰かの些細なひと言にすぐカチンとくる。傷つく。
そんな方にぜひご一読いただきたい。
無神経な顧客や自動に配信されるSNS投稿やネット記事のように、避けようにも気がついたら目の前に原因が!みたいなことありますよね。
そして、頭も心もなんかムダに消耗する。
「じゃあ見なきゃいい」とかもっともらしいことはこの際、置いといて。
集中するために
他人の目を気にせず、自分やりたいことに集中する。
そんな風になりたいものです。
本書ではブッダの教えを紐解きながら、毎日の暮らしに取り入れられる考え方が紹介されています。
ネタバレになるのであまり書きませんが、そうと決まっていないことや実際に見てもいないことについて、『妄想』が広がってひとり振り回されたりする。
そんなことありませんんか?
私、けっこう身に覚えがありまして。
情報が溢れるほど、関わる人が増えるほど、そんな風になっていくなと年々感じています。
「私より山田の方が大事なのね!ムキー!」とか、実は思ったりします(実際に山田は大切だが)。
そうした不満や不安によって巻き起こる妄想(というか独り相撲)からどう解放されるかを、この本はわかりやすく説いてくれる。
つまりいちいち反応しないためのコツや考え方がわかるというわけです。
「いやいやブッダはそんなこと言ってないし!」みたいな声もあるようですが、そういうのにいちいち反応せずに軽〜くスルーしそうだなこの著者は。
反応せず、執着せず。
ミニマリストのモノの持ち方そのものですよね。
心の持ちようだって、そういうスタンスだとたしかに楽だろうと思うのです。
モヤッとしたらとりあえずこれを読んで一呼吸おいてみる。
そんな使い方ができる、減らしたがりのくせに手元に置いておきたいと思う一冊でした。