こんにちは、くらためです。
人はうれしいことがあると誰かにその話をしたくなります。
暮らしをシンプルにしたいと思う中で、無駄なモノが部屋から減っていけばうれしい。
時間の使い方が上手くなりそれが継続できればうれしい。
自分にとっては大きな変化であり旬のトピックなので、その方法や体験をまわりの人に伝えてしまいがちです。
今年初頭、シンプルライフを目指して色々と試し始めた私がまさにそうでした。
色々と思うところがあり意識的にやめましたが、反省と戒めの意味も込めて、シンプルライフについて話さない3つワケを記しておきます。
ちなみに、話さない替わりにこのブログを始めたところもあるのでここではむしろメイントピックです。
イタいひと防止
…実はわたし、くつ下25組も持ってたの。
シンプルライフといっても漠然としています。ゴールは人それぞれ、というかあってないようなものです。
そんな漠然としたものを他人と共有することはむずかしいのかもしれません。
例えば服を減らしてパターン化するという制服化ばなしは、ファッション大好きなリアル友人からすると「なんでそんなことするか、全然意味わかんない」そうです。
もしもしつこく勧めるなどしようものならきっと彼女は連絡を寄こさなくなるでしょう。
定義があいまいで結果がわかりにくい。
にもかかわらずそれを語る者はいかに素晴らしいかを熱弁し、その顔は妙にイキイキして幸せそう。
これがミニマリストやシンプルライフが宗教臭がすると言われる所以かもしれません。
実はある体験からこのように感じるようになりました。
仕事関係で知り合った女性とひょんなことからモノを持たない生活の話になったのです。
実はその方、テレビや書籍も持たない極限ミニマルな生活を心かげていらした。そしていわゆる普通の生活を悪のように語ります。
否定的な発言が目立つし、そのトゲトゲしさを見るにつれ思ってしまったのです。
なんかちょっと違うな・・・
不要なモノを排除すると身も心もすっきりするという考え方自体は素敵ですが、自分も攻撃的に聞こえたりズレていたり。
いわゆるイタいひとになり得る可能性があると思うきっかけにもなりました。
上から目線防止
モノを減らした
選ぶことや掃除が楽になった
時間にゆとりが持てるようになった
たとえ近況報告のつもりであっても、シンプルライフの話は一般的に耳障りがよく模範的に聞こえます。
平たく言うと「わかってるけどそれができれば苦労しないってば」ということばかり。
人それぞれいろんな理想の暮らし方があって同時に様々な事情がある。
持ち物の数だとか扱いやすい髪型だとか、細かいことにかまっていられない人の方が多いのかもしれません。
そうした方からすると、上からモノを言われているように感じるのではないでしょうか。
そんな話を友人や同僚、家族しているうちに、気心が知れていればいるほど饒舌になりその傾向が強まることが心配なのです。
「わたしはこれができている=どうしてあなたはできないの」という批判やプレッシャーに聞こえやしないかと。
これまでずぼら人生を歩んできたお前が言うなと心の中で突っ込まれること請け合いです。
客観的な効果測定
いっそ数字で見えたら、とも思いますが。
シンプルライフは定義もあいまいで結果も見えにくいと先に述べました。
その取り組み方も人それぞれですが、第三者でも気がつくような変化があれば一定の効果があったと言えると考えます。
ゴールなど設定せずとも良い変化があればうれしいし、継続の励みになります。そのためにはこちらから種明かしをしないことがポイントが大切です。
今年になって始めたことは次の通りです。
○当ブログ
○早起き
○制服化
○グリーンスムージー
これらについて、友人1名と母を除きまわりの人には話していません。
そして変化に気がついた人はというと数名いました。
印象的だったのは職場の後輩で「最近出社が早いですね、朝早いと仕事はかどりそうですね」と。
また「そのシャツ最近よく着てるね、明るくていい色だね」とやはり職場の同僚が、ブルーのリネンシャツを着ていた日に食堂で声をかけてくれました。
こちらから言わずとも、まわりの方が気がつくほど変化があるという事実がうれしいです。
万年3日坊主だった私にとっては快挙です。
まとめ
○イタいひと防止
○上から目線防止
○客観的な効果測定
上記の3点が、実生活においてシンプルライフについて話さない理由です。
周りに同じようなライフスタイルの方がいらしたり、そんなの気にならないという方は、どんどん知識や情報を共有していただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。