パクチー人気の高まりにうきうきしているパクチストくらためいです、こんにちは。
このところメディアはもちろんこの片田舎のスーパーにもパクチー風味の調味料も続々登場しています。ああ嬉しい!
とはいえ基本的には生が好き。
週に1束、静岡県産の税込429円のパクチーを買うことが習慣です。
調味料は迷うけれど、これだけは迷うという選択肢すら、ない。
目次
パクチーが苦手?
そんなパクチー、ニガテな方も多いですよね。
私も学生時代はその独特の香りが受け付けられず、『1日中スニーカーをはいて運動しまくった挙句にお風呂に入らずに寝ちゃったんじゃないかといわんばかりの足の指の匂い』を放つ葉っぱを食べるなんて!と思っておりました。
そんな足嗅いだことないくせに。
母がタイ料理が好きなので時々無印良品のグリーンカレーが登場したのですが、これにパクチーを入れようとするのを阻止するのに必死でした。
ところが、社会人になってから入ったタイ料理店でいただいた料理の数々が本当においしくて。きっと他にも風味の強いスパイスやハーブがたくさん使われていて、パクチーだけが主張することがなかったからだと思うのです。
とはいえ、パクチーのコクのある香りこそがすべての風味を引き立ていることに気がついてからというものの、トリコになりました♡
好きな人は大好き。ニガテな人は大っ嫌い。
そんな食材だからこそ、うまくハマれば長く愛されるまず。
食品メーカーもそんな人気とパクチーの魅力そのものを存分に生かした商品を次々と開発しているんですね。
そもそもパクチーってどんな植物?
パクチーはセリ科の1種で、タイ語です。
英語ではコリアンダー、またシャンツァイ(香菜)、中国パセリとも呼ばれて、メインの野菜というよりハーブとして使用されることが多いです。Wikipediaによると、日本名はコエンドロ。
なんか強そう(`・ω・´)
タイ料理だけではなく、中華、インド、ベトナム、メキシコ、チュニジア、ポルトガルなど様々な国と地域で食用として愛されています。
パクチーを育ててみよう。
比較的栽培しやすくホームセンターや【パルシステム】でも苗や種、キットがが売っていたりするので、一時期はベランダで育てていたことも。
そのまま食べるので無農薬だと安心ですよね。
栽培方法は簡単で、苗の場合は小さなプランターに植えて2、3日に一度水をあげるだけ。
種からはじめたいならちょうど9月の今がオススメ。あとは3月ですね。
土に適当な間隔で直まきして、軽く土をかぶせ、時々水をやっていたらにょきにょき芽が出てきます。密集して生えてきますが、間引きしてどんどん使えるのであまり神経質になる必要はありません。
ただしこの家庭栽培、真のパクチストにはちょっと不向きかもしれません。成長スピードが食べるスピードに全然追いつかずプランターが常に過疎るのです。
パクチーはたっぷりわしゃわしゃといただくのが美味しいわけで、全然足りないのです。
東京の『パクチーハウス』さんや大阪の『Go Goパクチー』さんのような専門店がこの地方にあるはずもなく、また毎週のように繁華街にあるタイ料理店に行くというわけにもいかず。
夜な夜な自宅でパクっているのですから、無理もありませんね。
ちなみにこうした家庭でエスニック料理の味を楽しむことを『うちパク』と呼ぶそうなのですが、私はかねてからパクると呼んでおりました。
用法としては「あ!冷蔵庫にまだちょっと残ってるから今夜はパクろう。」などという使い方をするのでした。
まあそんなことここでドヤってもしかたないのですがね。
栄養面は?
ビタミンBやC、カロテンが豊富で肌に良いらしい。
むくみを改善するデトックス効果がある。
ニキビや口内炎などの炎症を緩和するはたらきがある・・・
そんな風に、特に女性にはうれしい栄養効果もあると言われています。
でも本当のところはこれらの有効性に科学的で信頼のできるデータはないという情報も(国立健康・栄養研究所)。
マジか((((;゚Д゚))))))
でもいいの。美味しいからいいの。
パクチーの抗酸化力がすごい
ここをあさイチでは徹底追及していました。特に細胞を若く保つ抗酸化作用を多く含むとし、その効果を測定。
トマトの場合で抗酸化作用力は0.552、それに比べてパクチーは3.943と7倍もパワーがある!ルッコラや春菊を比べても群を抜いています。
パクチーの香りの秘密がすごい
あの独特の香りには驚くべきパワーがあるそう。
実は種の部分にはリナロールというという成分が含まれ、嗅ぐだけで肌の若返りが期待できるとか。アロマセラピーにも使われ幸せを呼ぶハーブを言われるほど。
また、葉や茎にはあのパクチー臭の元である物質が含まれます。
その化学成分が、体内に入ってくる有害物質を解毒するのです。毒性を軽減し、体外への排出を促すという素晴らしい力が!
とりあえずパクチーは体にいいといえそうです。まあまだ色々研究段階だという補足付でしたけど。
まあ正直デトックスもアンチエイジングもどうでもいいんですよ。ただおいしいから食べてるだけなので。
シンプルな食事にこそパクチー。
今日のランチはパスタでした。
無人売店で買ったズッキーニ、豚肉、鷹の爪、ニンニクをオリーブオイルで炒めたところに塩コショウし、茹でたパスタと合わせます。醤油とナンプラーをお好みで。
そこにきざんだパクチーをたっぷりとかけていただく適当レシピがこの夏のヒットでした。これで大体1束の1/3くらいですね。
このように、野菜炒めやサラダのトッピングとしてどんどん使っています。レシピなどいりません。薬味のネギのような使い方ですね。
単品では和え物が断然おいしい!きざんだパクチーに塩をぱらり、ごま油をタラリ。手でちぎった海苔を加えてサッと混ぜるだけで、とまらなくなります。
根っこも食べよう
根っこも美味しく食べられます。
例えば炒め物。最初にニンニクやショウガを炒めますが、この時に細く刻んだ根っこも一緒に入れます。その後茎もイン。
葉の部分は最後、火を止める直前に入れることで香りを最大限に楽しめます。
どんな素材とでも意外にマッチして、シンプルな料理にインパクトをプラスしてくれる。大変ありがたく頼もしい食材です。
この秋冬はどんなパクチー料理に挑んでみようかな。それにしてもいつになく暑苦しい投稿でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。