こんにちは、くらためです。
これ、皆さん読みました〜?
Yahoo!ニュースにもなっていたクーリエジャボンの記事。
ポイントだけ抜粋させていただきました。
「アメリカ人は現在、1980年に比べて約5倍の衣料品を購入している」と報じているのは米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」だ。2018年時点で、年間ひとりあたり約68着買っていたという。世界では年間およそ800億枚の衣料品が消費されていた。
ちなみにイギリスの慈善団体「Barnado」による2015年の調査の結果、一着の服は平均して7回着用されると捨てられていた。
そしてこの凄まじい消費の勢いが、今後10年でさらに加速する可能性がある。(本文より)
年間約68着買っていた!
一着は平均7回着て捨てられていた!!
なかなかショッキングな数字ですよね。
ファストファッション クローゼットの中の憂鬱
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ミニマリスト、その服を40回着たけれど
そうして我が身を振り返ってみる。
「制服化」と称して少数の服をパターン化して着まくり早4年。週に2〜3回として1シーズンでも40回ぐらいは着ています。最近は春と秋が短いすぎて年2シーズンって感じですしね。
表面はうっすら毛羽立ち、縫い目によっては緩みが見られる。「もう十分着た」と思って手放しているのです。
それでも破れていたり朽ち果てているわけではない。袖を通そうと思えばできるし寒さも凌げる。服としては機能しているのに不要と判断しています。
そして、ファストファッションブランドのの服が作られる工程やそれに付随する環境問題、労働者搾取の問題をこうして読むと、罪悪感が生じます。
年間68枚どころか8枚とかしか買ってないんです・・・と言い訳がましくもなる。
でも、そうした問題に搾取に加担しているのだという事実に向き合わねば。
職人によって丁寧に作られた質も価格も高い天然素材のニットを10年着る。その方が2,900円のポリエステルニットを毎年買うより「良きこと」なのだろうと、容易に想像できます。
でも私、プチプラとかファストファッションを買っちゃう。天然素材のニットを10年着続ける自信もないのが今のリアルなのです。
そして多分、これからも。
プチプラを買うなら意識したいこと。
ならばせめて、ここで書かれているように、買うなら買うでしっかり考えてからにしようと思います。
(1)買う前に考える
借りる・作る・我慢する。あらゆる手段を検討したうえで、新しく買うことは最終的な選択にする。これは今もしているので現状維持です。
具体的には100回は着る服を想定して買おうと思います。週2で1年着たら104回。その半分なのですごく現実的な数字だと思う。
yahoo.com
こういうのなら、今のライフスタイルで言えば100回着られると分かっています。
(2)価値観にあった買い物を楽しむ
そのブランド・メーカーが何に力を入れ、どのような信念を持って物作りをしているかをした上で買う。買うこと=その企業への投票だという意識を持つ。
これが案外一番難しいのかも。
(3)使い終わったあとまで責任を持つ
「埋め立て地へ大量に運ばれる合成繊維製の服は、20~200年は地中に留まる。」
これは知らなかったしドキッとしました。化繊はサラサラして気持ちいい〜とか言ってる場合じゃなかったのね。
ゼロにはできないにしてもやはり余計なモノは持たない。そして譲るなり売るなり、捨てないで極限まで使い切る方法をしっかり考えようと思います。
普段ここでプチプラの服について書いている私ですが、今日は反省しつつ自分の買い物を振り返りました。
少なく、少なく。
これは今後もずっと変わらない自分の方針にしよう。
最後までお読みいただきありがとうございます。