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ブリジットジョーンズ新作公開!アラサーになり改めて観てみた。

当時はR15指定のため映画館で観ることができず、姉と母の話に入れなくてすごく悔しかった。ビデオが出て観た時は、大人の階段を上ったような気がしたものです。

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ブリジットの年に近くなった

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出展:twitter/universalpicture

 

2001年に映画化されて大ヒットとなった『ブリジット・ジョーンズの日記』の最新作が10月公開となりましたね。

ヘレン・フィールディングスの同名小説を映画化したこの作品は、30代シングル女性のリアルな本音や日常を描き多くの女性たちの共感を得ました。今になって改めて観た心境と、今回公開の続編チェックをしてみます。これ、15年後には心から笑って観られるのか。

 

簡単なあらすじ

 

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出展:twitter/universalpicture

 

32歳のブリジット(レネー・ゼルウィガー)は、ロンドンの出版社勤務の独身女性。あることがきっかけで、『日記をつけ、タバコとアルコールを控え、ダイエットし、彼氏をつくる!』と決意をします。ハンサムな上司のダニエル(ヒュー・グラント)に恋心を抱き、一度はいい感じの関係になるも、彼は別の同僚と婚約してしまいます。転職したブリジットは、以前にパーティーで出会い嫌な感じだったマーク(コリン・ファース)と再会。彼女の33歳の誕生日にはわざわざお祝いに駆けつけてくれます。するとそこにダニエルが現れ、ブリジットにやり直したいと告白するのです。

クリスマスにマークの実家のパーティーに参加したブリジットは、マークがかつてダニエルに婚約者を略奪された過去を知り…

 

ネタバレになるのでこれぐらいにしておきましょう。当時は子供ながらに思いました。大人になったらおしゃれな服を着たり仕事をして楽しそうなのに、実際はこんなに辛くて大変そうなのかと。実際は地味だしもっと大変だと後々気づきますけどね。

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そして15年が過ぎた

仕事はそこそこ、でも楽しいわけではない。
美人ではないし、スタイルがいいわけでもない。
ひとりは気楽。
パーティーやばか騒ぎは無縁だけど、だらだらと過ごしている。
年の初めには色々目標を決めつつ、大体実行できていない。

 

1作目と2作目を改めて観て、自らを振り返るとブリジットの境遇と近いことに気がつきます。というかもっとひどいかも。空回り感などそっくりです。年始の目標を決めるだけ決めてハイおしまい、とか普通ですよね…?「ありのままが好きだ」なんてあのシーンのように言われたいものですが、自身、ありのままの自分は結構マズイと思っていたりして。

過去の2作が映画が大ヒットした理由が改めてよく分かました。隠したいようなところも含めてすべてが等身大で共感できるから、勝手に自分と重ねて観て、胸に響くものがあるのですね。だからこそ観ていてちょっと辛くもあります。気合が要るんです。

日記帳がiPadになっても

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出展:twitter/universalpicture

 

このシリーズ全体のメッセージは、感情表現にしても行動にしても、(イタさも含めて)ありのままでいいということだと思っています。実際に言われるとクサいと思うことも映画だと割とすんなり入ってきますよね。それでもその通り!と思ったり、時にしっくりこないというのがアラサーの揺れる心情というものですが。

第2作目の『~きれそうな私の12ヶ月』では、幸せをつかんだかに見えたブリジットのその後が描かれます。順調に見えてもまたまったく別の悩みが生まれ、そうして人生は続いていくんだということを思い知ります。ありのままでいても、良いこと悪いことは起きる時は起きるんですよね。

第3作『ダメな私の最後のモテ期』

そして今回の第3作では、43歳になったブリジットが描かれます。具体的なあらすじはまだ秘められていますが、予告映像を見る限り仕事は順調。最後のモテ期、元彼か新しい恋人か…というストーリーですが、最終的にどうなるかは出演者ですらプレミア試写会までわからないとか。原作のある時点ではマークが亡くなっておりファンを泣かせましたが、映画ではブリジットと破局するも弁護士として活躍。でも朝観たニュースでは違う人と結婚してるという衝撃。さらにダニエル役のヒュー・グラントが登場しないの寂しい限りです。そして物語の焦点は出産問題に当てられている模様。妊娠してます、ブリジットさん。

 

アラサーになって第1作に共感できたと思ったら、今度は出産問題!

 

どうやら恋に子育てにと忙しいブリジットが描かれるようです。恋愛して、結婚して、出産する。どんなに時代が変わろうと、日記がiPadにとっ て代わろうと、そういう流れになっているのだなーと痛感します。ひとつの課題が済んで新たなものがまたひとつ。映画の中も現実も、そういうものだと肝に銘じるのでした。

なにはともあれ、公開が楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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