占いって贅沢だなと思います。
不確かなものにお金を払うことがどうもできず、当然ハマった経験もない。
とはいえ雑誌の後ろの方の星座占いは読みますし、良いことが書かれていたらホクホクし、絶不調と書かれていたら30秒ほど凹みます。
姓名判断、手相、タロット、四柱推命
他にも限りなく多くの種類の占いがあって、悩めるみなさんにお告げをしたり導いたりされる。
当然、報酬が発生します。その高さに驚いたのが今日の昼休み。
占いに行った同僚の報告を聞いてのことでした。
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不確かな未来に5,000円
その規模の大小を問わず、どの街にも占いをしてくれる人や場所はあるものです。地方でも例外ではありません。
個人宅だったりショッピングモールの一角だったり。
その他、昔から電話占いは定番だし、今はオンライン占いも大盛況。
身近な人にとっては身近。そうでない人にはなんだか胡散臭い。それが占いというものだと思います。
この前占いに行ってきてさあー、などと同僚や友人は気軽に言います。
結果を嬉々してあるいは泣きそうな顔で教えてくれる。今年は7月に転機が訪れるとか、今は停滞期だから何してもうまくいかないとかそいう類の話です。
ちなみにいくらぐらいなの、と占い未経験者くらためは聞く。
「45分で¥5,000だよー。」
ご、ごせんえん?!
社食のA定食、半月通えちゃうよ?格安スマホ代3ヶ月分だよ?
そういう換算する自分がいやだけど、在庫もないしすごくいい商売じゃないですか
高い安いの問題じゃなく、形ないもの、そして不確かなものにお金を払うってすごく贅沢です。
この先輩、もしやお金持ちか。
自信を買う
でも、絶対価値あるよ!
占いに行く彼女たちはそう言って、くらためにも勧めてくれたりするのです。
ここでいう価値とは、不確かなことについて一定の見解を示し、自信をつけてくれること。
だいたい占ってもらうのは悩みがある時。
痒い所に手が届くじゃないですけど、聞きたい言葉を言ってくれるのはありがたいものです。
それが望む結果(彼とはうまくいきます)であれ、そうでない(彼は極度のマザコンで一生治りません)のであれ。
「生まれた星のもとではこうなっている」とか「画数上、こういうことだ」という根拠めいた補足もあれば、尚良い。
それによって自分の選択に自信が持てて、前に進めたり気持ちが楽になるなら、対価としてお金を支払う価値があるのでしょうね。
そこまで言うなら行ってみようかな。
毎回この手の話が出るとそう思うものの、結局行かないくらため。
心のどこかで信じていないか、ただのケチなのか。それとも¥3,000だの¥5,000だの払う価値のある悩みがないという幸せな状況なのか。
信じるものは救われる。と信じられるようになりたいと思う週末なのでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。