ついに第1話が放送されましたね、『東京タラレバ娘』。
原作の漫画を読んだのは去年の春頃、出張中の新幹線車内でした。あまりの殺傷能力の高さに仕事どころじゃなくなりました(汗)。
そして、忘れかけていた頃に民放ドラマ化。
ハートえぐられるとわかっています。でも気になるから観ちゃうよね!
ネタバレはありませんのでご安心を。
ダメージあり
30代女性の恋愛と結婚。
このドラマではそのむずかしさにがっつりフォーカスしています。
漫画の巻末では作者がその辺を上から書いていて、性格がじわじわ伝わってくる読後感がたまりません(笑)。
時代は巡れど、こういう作風がヒットする限り世論は変わらぬのでしょう。
その設定やエグい台詞の是非は別として、未婚者は危機感を存分に煽られ、既婚者は安堵しつつ高みの見物が楽しめるわかりやすい内容です。
そりゃー話題になります(笑)。吉高さんも榮倉さんも、大島さんもかわいいしね。
放映後、職場でもなかなかの盛り上がり。
ドラマの感想を言い合っていた昼休み、既婚女性たちのアラフォー&アラサーシングル女への言葉のチョイス、気の使いようには目を見張るものがありました。
そして気がつきます。
自分も気を使われる側だということに。
なにがダメージかって、ああいうドラマによってアラサーシングルかわいそうという雰囲気が助長されることです。
やさしいフルボッコ
実際、ドラマみたいにキツイこと言われることはないなーと思います。むしろみんなやさしい。
時に腫れものに触るかのようにやさしいのです。
でも、社食から戻るとき先輩はコソッと言いました。
「さっき”まだ全然大丈夫だよ”とか散々言われたけど、なんて返したらいいか困るね」
そう、現実のアラサー独身女は気を使われてフルボッコなのです。
ドラマでぐっさり刺された心を抱えてつつも静かに出社し、職場でやさしさによって傷をえぐられる。いやー、面倒なんですよ妙齢というのは。
「とりあえずドラマは観ないでおいて、社食もやめてお弁当にしてはどうでしょう」とガチアンサーをしたのでした。
久しぶりの社食ごはん(カレーうどん♡)はしんみりしたけど、おいしかったなあ。
タラレバ問題
いつもミニマリストだのシンプルライフだの書いてるので、色恋沙汰風味とはさっぱり無縁のブログになりがち。既婚者の方が多い業界だし、特にミニマリストって修行僧感あるし。
でも、私やその周りを取り巻く現実としてタラレバ問題はそこにあります。
観たらザワザワ、観なくても気になる。
今シーズンはそんな波乱の水曜になりそうです(笑)。
最後までお読みいただきありがとうございます。