こんにちは、くらためです。
消費税引き上げが発表されましたね。2019年10月1日には、8%から10%に上がります。
ツラすぎじゃね・・・((((;゚Д゚)))))))
そこで「8%のうちに買いだめしておかないと」と思った方は要注意。
お母さん感&安心感がハンパない経済ジャーナリストの荻原博子センセが、朝の情報番組『ビビット』で、待ったをかけていました。
増税だからと買いだめの必要ナシ
「こういう時はだいたいどこも増税後に還元セールをするから、無理して買う必要なし!」
萩原センセはそう力説されます。
グレート老後 人生100年時代の節約術の通り、かなりグレートな主婦系マネー&節約界の巨匠。その影響力たるや!
そういえば「消費税還元セール」という言葉は普段から度々聞くなあ。
メーカー勤務としては、増税前の駆け込み需要を利用したい気持ちもわかります。変に安売りしなくても売れるだろうし、実際に店頭価格はその辺りを加味して決めるでしょう。
さらに、増税後に売り上げが落ち込んでも困るので、年末にかけての販促施策は練っているはず・・・
それがセンセの仰る「消費税還元セール」。だったらその時に買えばよくね?ということです。
同じ踊らされるならいつどこで踊るかだな(`・ω・´)
さらに「2019年冬のボーナス商戦では高品質な型落ち家電を狙え!」とも仰っていましたね。
増税直前の2019年春夏に、各社はこぞって新作を出すでしょう。そして秋に増税実施。その後、売れ残りが破格で市場に出るのが冬のボーナス時期ではないかという見事な筋書きでした。
うん、大きいテレビ欲しい!
住宅は増税前に買うべき?
では、人生の中でも大きな買い物と言われる家を買うならどうか。
これすごく気になります。賃貸か購入かずっと相談している中でのこの増税ですから・・・
高額商品だと消費税が2%上がったインパクトはすごいはず。
買っちゃえ〜 ( ^∀^)
なんて盛り上がりたくなるのにも、萩原センセはストップをかけます。
「新築購入を狙うなら2020年の東京オリンピック後が狙い目」というのがその理由。
歴史的に見ても、オリンピックの後というのはだいたい経済がだいたい落ち込むというのです。唯一の例外はアトランタ五輪後、ITバブルだったアメリカの好景気ぐらい。
「オリンピックの崖」と言われるほど経済が落ち込むことが予想され、住宅価格も下落するからその時を狙うべきというのがセンセのご意見です。
でもさ・・・
仮に5,000万の新築を買うとして、2019年9月30日までの引き渡しなら消費税は400万円。これが10月1日になると500万円!たった1日で100万円の差!!
でもセンセは「そもそも不動産や家は、営業担当者とのやりとりで数百万は前後するものです」とあっさり。
確かにあの業界、支払い方法や、即決前提の値下げ交渉、価格改定などで数百万の値引きというのはありますね。
とにかく焦るなというのが鉄則のようですが、また話し合いの日々になりそうです・・・
最終決着!マイホーム購入VS賃貸消費税10%への防衛策と見直すべきは?
とはいえ、迫り来る増税。
居ても立っても居られない心境になるのは当然です。そんな我々小市民に萩原センセは優しく語りかけます。
「このタイミングで携帯電話と生命保険を見直しましょう」
い、意外にも小規模な防衛策ですね・・・
とはいえ固定費では家計を見直す上で節約に効果的。なのに面倒がって着手しない人が多いのだとか。
センセのおすすめはまず、契約している携帯会社のお客様センターに電話し「今の携帯の使い方どうですか?」と尋ねることだと言います。
すると、特徴を踏まえたお得なプランをご提案いただける場合もあるそう。その場で変更を依頼すれば切り替えもできたりで即効性もありますね!
生命保険も同様で、この機会に一度契約内容を見直してみましょう。
増税前のそわそわした気持ちは、とりあえずこの2つの見直しで沈めてみるといいですね。
消費税が10%に上がる。
そう聞くとなんだか怖いしです。あれもこれも買っておかなきゃと焦って、不必要なものまで買ってしまうこともあるかもしれません。
・・・ミニマリストあるまじき!!
こんな時ほど冷静に、慌てずいたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございます。