こんにちは、くらためです。
「貧乏人のチーズ」というなかなかキャッチーな言葉につい釘付けになったNHKあさイチ。節約中ですからね。
チーズの価格高騰を受けて、代替え品が話題になっているそうです。
気になる〜!
貧乏人のチーズの作り方
正確には「モッリーカ」というそうです。
その昔、イタリアでお金持ちがふんだんに料理に振りかけていたチーズ。
それに憧れた庶民が工夫して生まれた、チーズの代替え品なのですね。
気になるレシピはというと、にんにく、アンチョビ、パン粉をカリカリになるまでオリーブオイルで炒めます。手元にあるハーブを入れて香りをつけてもいいそうです。
美味しそうだねっ(´∀`)
簡単に作ることができてかけた時のバラバラ感が粉チーズにそっくりということで、多くの人に愛されたのだとか。
でもさ・・・
これチーズより高くね?((((;゚Д゚)))))))
むしろ贅沢
アンチョビ、にんにく、パン粉、オリーブオイル、ハーブといえばイタリアのご家庭なら定番なのかもしれませんが、ここニッポンでハーブとアンチョビを常備している人がどれほどいるだろう。
普通のいわゆる粉チーズは割とどこでも手に入るけど、アンチョビはもはやおしゃれ食材です。
そんなことを思っていたら、他にも「高いチーズ代わりにこんな手軽な工夫をしよう」と提案がされていました。
例えば生姜の凝乳酵素を利用して、牛乳を固めて作るチーズもどき。これがおっそろしく手間がかかるのです。
生姜をすりおろして湯煎で60度に温めた牛乳と合わせて60度に熱してそれを保ちさらに一晩寝かせるだと?
しかも食べてみれば「生姜の効いた豆腐っぽくて美味しい」だと?!
チーズっぽいはずの豆腐っぽい固まった牛乳。もはや何を作っているかわからない・・・
さらに餅を使ったとろけるチーズもどき。
家にある餅を薄く切った上にオリーブオイルと豆乳と味噌と塩を混ぜて溶かすって、そもそも家に餅がない。
ていうかとろけるチーズよりその辺りの角餅の方が割高じゃ・・・
これをチーズの代わりに使うと和風のドリアができるんだって。
なるほど・・・美味しそうではあるのだが。
チーズの価格高騰を受けての提案、小市民には一見嬉しいものです。
しかしながらこれらのレシピを再現しようと思う環境は、いろんな面で相当に豊かだなと感じました。
丸1日かけて温度計片手に豆腐っぽいチーズを仕込める、気持ちと時間の余裕。
決して安くはない餅をお腹を膨らませる主食ではなくソースに使っちゃおうという、お財布と気持ちと余裕。
今の自分にはどちらもない〜っ(ノД`)
ていうか温度計も餅もアンチョビも家にない〜!
そういえば冷蔵庫の奥底に使いかけの粉チーズがあります。まずは食材を無駄にしないこと、それが一番の節約ですね。
というわけで今週末はパスタを作ろうと思ったのでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。