こんにちは、出張帰路のくらためです。
今、うらやましさで胸がいっぱいです。
車中にて
すぐ後に乗車してきたその女性は、3人席の真ん中をひとつ挟んで席にゆったりと座りました。
すらりとした美人、推定40代前半。ジャケットにキャリーバッグ、大きいショルダーバッグ。いかにもできるキャリアウーマン感が滲み出ております。
お昼がちゃんととれなかったので、バタバタと乗り込む際になんとか買ったおにぎりを食べようと思いましたが、なんか気恥ずかしい。よりによって地味な(でも大好きな)昆布セレクトだし。
というのも、行きの車中でニュース速報の端のバナーに吸い寄せられるようにこちらを読んでしまったのですよ。
新幹線でお弁当を食べるとき、隣の席に他人が座っていても平気?(発言小町)
自由さと意外性と
そう思ったのもつかの間、彼女はバッグから書類の束とキヨスクの袋を取り出されました。ガサガサ、ドンッ。
てっきり豪華な駅弁か、おしゃれなデリ系ごはんかと思いきや…
お?!
チーザ、チップスターうすしお味、挽きたてカフェオレ、アーモンドチョコレート。
すべてを開封し、バリバリぽりぽりと豪快に召し上がり始めたのです。
しょっぱい、まろやか、からの甘い。すべての子どもの憧れであるお菓子3袋イッキ喰い。
咀嚼音が響きます。ついでにイヤフォンから漏れてくるエグザイルもちょっと響きます。しかも手帳とスマホを駆使してどうやら仕事をしていらっしゃる。
ボリボリ、( I wish I wish … )カリッ
なんなのだ、このおいしそうな音、この圧倒的に自由な感じは!!
とりあえず、落ち着いておにぎりと向き合おう。
外見からの勝手なイメージからの意外性も相まって、隣のお菓子がすごく魅力的に映ります。大好きな昆布おにぎりに集中できないなんて。
食べたい(駄)
好きで粗食を口にし、外では甘いものは控えようと勝手に決めている。誰に強制されるわけでもなく、おいしいし体にいいからと自分の意思でやっているわけで。
でも、でも
やっぱり本当はお菓子バカ喰いしたいんだーっ!( ´Д`)y━・~~
目の前でもこうも豪快にやられると、ついついね。今週頑張ったし。
車内販売のワゴンがこの車両にやってきたのが見えます。
目の前2メートル、私はあのあずきキャラメルを買うのか?
うん。お姉さんに声かけるんで、また。
最後までお読みいただきありがとうございます。