こんにちは、くらためです。
先日、母から突然言われました。
「ミニマリストって知ってる?」
知っているもなにも・・・
何を今更言っているのだ。こんなに話したの、すっかり忘れてる?!
ミニマリストに目覚める?!
母はあまりネットを使いません。
普通にメールやLINEをする程度で、あとは料理のレシピを見たりYahoo!ニュースを読んだりするくらいでしょうか。
そんな母がどこでミニマリストを知ったらしい。
っておいおい。
散々ミニマリストをディスった会話はなんだったの(笑)。コーヒー吹き出しかけたよっ!
母はその時の自分に都合のいいことしか記憶に残らないんですよね・・・
まあ心変わりは誰にでもあるし、そこを突っ込んでもなにも生まれないことは30年近く生きてきて心得ています。
それはさておきですよ。
母はミニマリストという言葉と再開したようです。
近所の人との会話で、そして通っている図書館で。
最近少しずつ断捨離にハマりつつあるようですが、必要最低限を極めるようになることはなかろう。
でもどうやら関心を持っているようなのですよ。
あんなに新聞の切り抜きや化粧品サンプルを捨てられなかったのに。
なんで?いつ?どこから?
聞けば、どうやら母は断捨離を終える目処がなかなかつかない中で、近所の人たちと整理整頓の話をしていたらしい。
そこで誰か(きっとまた木村さん・63歳)が言いました。
「ミニマリストっていうの?あんな風にぜーんぶ手放して空っぽになったら楽なのにね」
どうやらその流れから、一同、スッキリするっていいわね〜ということに落ち着いたようです。
そりゃあバイブル借りちゃうよね〜。
もっと家族と話したい
田舎でいう整理整頓というのはやたら規模が大きいのです。
当然、遺産相続や空き家なんかもその対象。
いろんな登場人物の思いや私利私欲が交錯します。
「このベッド、今の自分には必要ないんで手放しました(ドヤ)」なんて一筋縄にはいかないのです。
タンスや耕運機ひとつ手放すのにも大騒動だよっ!
人間関係も含めたそういうしがらみこそ、処分対象でしょ ( ´∀`)
というのがミニマリストの基本だとは思うんだけど。
親戚付き合いも密なこの場所で、多くを抱えて生きているみんな。
人との繋がりや代々大事にしてきたものを守りたい、守らねばという気持ちがある一方で、そろそろ楽になりたいって思っていうのもまた本当なんだろうな。
必ずしもガラーンと空っぽにする必要はありません。
ただ、これから体力も落ちてくる親世代が楽に生きていきたいと思った時に、そこに近づけることはひとつの選択肢になる。
家族には内緒の、このブログのきっかけでもある「持たない暮らし」のこと。
もっと家族でも話していけたらいいなと思ったのでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。