6月の後半から暑さが増していますね。
同時にやってきたのが汗問題。朝の通勤だけでもじわじわと(泣)
この時期の風物詩とはいえ本当にイヤなもの。
そこで、明日から使える汗対策について考えていきます。
ちょっとでも悩みから解消されますように。
目次
敵を知る
間違ったケアをしないためにも、まずは汗について知りましょう。
発汗は2つの種類に分けることができます。
✔︎温熱性発汗
体温を調節するための汗のこと。
気温が高い時や運動をした時に体を冷やすために起こる現象で、主に頭部や背部に現れます。
動物の生命を維持していくのに不可欠なもので、これを無理やり止めてしまうことは好ましくありません。
✔︎精神性発汗
精神的な緊張に伴って起こる汗のこと。
気温や運動とはあまり関係がないこの発汗は、手のひらや足の裏に多く見られます。一般に多汗症と呼ばれるのは、この精神性発汗に属するもの。
過剰になると社会生活を行う上でとても煩わしいものとなるため、時に病院治療の対象となります。
現状と対策
この春ユニクロが社会人1000人に対してインナーに関する調査を行いました。
【汗で気になること】
1位 におい(59%)
2位 服が汗で湿る(46%)
3位 脇汗が目立つ(41%)
わかりますよー!
やはりみなさん汗が気になっているんですね。
暑いこの時期は温熱性と緊張性の発汗ダブルパンチです。
きちんとケアして、汗がストレスにならないようにしたいもの。
とはいえ現段階では効果を求めてボトックスを打つほどでもなく、精神性発汗と断定していないので手術の必要性も感じていません。
ただ、匂いや汗染みの対策はしっかりしたい。
そして汗をかくこと自体がストレスとなり、その緊張によってさらに汗をかくという悪循環はだけは避けたい。
いずれにしても数ヶ月のこと。からだにも財布にもやさしく手軽に試せる方法で乗り切ります!
とにかく見せない色と素材
汗染みが見えるのが恥ずかしいのなら、見えにくい色を着るに限ります。
平日の制服化について先日更新したばかりでこんなことを言うのもなんですが、やはりグレーやテラコッタは汗が目立ちました(泣)
その部分が濃くなって「すごっくワキ汗かいてるんで!」と自らアピールしているかのよう。
残念ですがしばらくの間は休日用、とくに実家に行く時など汗なんてどうでもいい時のみ着ることに。
これは自分の買いものの失敗を認めざるを得ませんが、いい教訓になりました!
少ない服で着まわす場合、そのアイテムに少しでも問題があるとローテーションが組みにくくなります。
手持ちの服、全員がエースであり先発スタメンであることが大切なのです。
白と黒が最強
やはりダントツ目立ちにくいのは白と黒です。
暑苦しい格好は倦厭されがちですが、じんわり汗染みで不快感を与えるぐらいなら喜んで黒い人になろうじゃありませんか!
素材も大事
さらに重要なのが素材です。
通気性や吸水性といえば綿に勝るものはないと思っていますが、白黒以外にもきれいな色を着たいという方には次の素材がおすすめです。
反対に避けたほうがいいのはポリエステルなどの化繊。
サラサラした素材なので夏に重宝されていますが、通気性が悪いため肌と生地の間に汗と空気がこもり臭いの原因になりやすいといわれています。
○さらさらなリネン
汗染みが心配なブルーでもリネンシャツだと比較的目立ちにくいというという発見。
通気性がよく汗をかいても乾きやすいといううれしい素材。肌に当たる感じもさらりとして心地がいいです。
○エアリーなシルク
そして意外と使いやすいのがシルクジャージー素材です。
ジャージ (jersey) とは、糸を編むことで伸縮性を持たせた布(メリヤス)、あるいはその布で作られた衣類をさす。伸縮性がある。(出典:fashionpress.net)
実はシルク吸水性に優れており、綿の1.3〜1.5倍あるとされています。
シルクの繊維位はミクロ単位の穴がたくさん空いていて、1/3が空気の層になっているのです。この穴が汗を吸い取り乾燥させる役割を果たしています。
人間の肌とよく似たタンパク質でできているため、肌馴染みがいいことでも知られています。
シルクは高価なイメージですが、セール中の今ならお値打ちに見つかりそうです。
いずれも汗が目立ちにくく着心地の良い素材です。
他のものだと汗染みが目立つ色も着ることができるので、カラー大好きな方はリネンやシルクで楽しむといいですね。
というわけでメンバー入り
左:ユニクロ メンズコットンリネンTシャツ
右:BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS シルクブラウス
グレーとテラコッタの2枚を休日用へとシフトし、週明けから仕事用に2枚を追加します。
と言っても今回購入したのは左のリネンTのみでワゴンセールにあったものでなんと580円!去年の型だと思われます。
右のブラウスはいらないという姉からもらった数年前のもの。迷ったけれどメルカリに出さなくてよかったです。
さらさらのリネンとエアリーなシルク素材で、どちらもシルエットもややゆったりめ。
黒なのできちんと感があり職場でも問題なく着用できます。
汗取り機能付きインナーもおすすめ
営業部門の女性同僚と話していたら、この時期はスーツを着るのが辛いとのことでした。
暑いのはもちろん、汗をかくのでクリーニング代がかかるとか。
なので色々工夫しているそうで、ワキ部分にパットがついたインナーは必須。暑くてもきちんと着ることでとても快適になるそうです。
私は速乾サラサラインナーとして話題のユニクロ・エアリズム。春先に1枚購入しました。
これはこれで気に入っているのですが、次は天然素材でほしいところ。
シルク100%インナーが気になる。
まずすでに楽天マラソンで注文済みのシルクインナーです。
5900円と私にとっては高額なのですが、夏は涼しく冬は暖かく、1年中使えるシルク100%。
はじめてのちょっといいインナーにわくわくです!
フレンチスリーブになっていたり、上に着るものに響きにくいデコルテラインになっていたりと工夫がされており、かゆい所に手が届いています。
シンプルライフなのに増やしていいのか?と思いましたが、むしろ減らせるんです。
1年中使えるということは、エアリズムやらヒートテックやらを別々に買うよりも、こちら1枚で済ませることができます。
量は少なく、質のいいものをという理想の形を、まずはインナーから取り入れようと思いました。
そしてコットンタイプはGUNZEのクールマジックが気になります。
防菌防臭加工がされていて部屋干ししても匂わないという機能付き。
パッド部分も独自開発素材で、汗が横に流れにくい構造だとか。ユニクロに追い上げられている中での老舗メーカーの本気を試してみたいような。
まとめ
ワキ汗の対策について、着るものを中心に見ていきました。
○白と黒を着る
○綿、麻、シルクを着る
○天然素材の汗取りインナーを着る
この3点を駆使して、ストレスフリーに過ごしたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございます。