こんにちは、くらためです。
予備の喪服、スーツケース、卒業アルバム、本、写真、服、手帳…考え付くだけでもこれだけはある、実家に置きっぱなしのもの。
シンプルライフをはじめるにあたり読んだ本に書かれていたフレーズ
「使わないモノを家族にに押し付けてはいけない」
「手元にないものは、これからも使わない」
正論で耳が痛い。
思い立ったが吉日。5つの心得があればどんどん進むということでやってみました。
目次
その1 基本全捨て
自分の家においていないのは、いらないからなのです。
収納スペースがないからというのは言い訳で、本当は捨てるのが面倒だっただけ。今の暮らしに必要がないなら潔く手放しましょう。
方法は普通の片付けと同じ。まずはクローゼットや棚のものをすべて出します。
そこから必要なものだけを避けて、あとはすべて処分。自分の部屋に持って帰ろうと思わないモノはすでに役目を終えたのです。
その2 作業はひとりで
片付けやシンプルな暮らしは、ブームを超えて定着した感じですが、親世代にはまだまだ理解し難い部分もあるようです。
途中で「もったいない」「まだ使える」などと声がかかることもあります。すると判断力が鈍ります。
実家の断捨離はスピード勝負!
特に部屋数が多い家の方は要注意。置いておけばいいじゃないという甘い囁きはスルーでいきましょう。
その3 アラームをオン
持ち帰るモノの選択は最初の1時間以内に終わらせたい。
これで決められないということは基本的にいらないモノと言っていいでしょう。
場所ごとに時間を決めてアラームをセットすることで緊張感を持って作業ができます。
残りの時間で不用品の処分をするのですが、実は選択以上に時間がかかることが多く、分別したり、指定の場所に持参したりとかなりの時間と行動力を要します。
ここでもアラームをセットして、シュレッダーは15分以内で!というようにゲーム感覚で進めましょう。
その4 未就学時の思い出はノータッチ
基本的に全部捨てると言いましたが例外があります。
それは子供の頃の写真や作品です。これらは親にとっての思い出の品。
片付けの基本に「人のものに手出し口出しをしない」というものがあります。
親が子育てをしていた頃の記録や記憶を無断で処分してはいけません。存命なら両親へ渡しましょう。
すべてを親任せにできないという人はまず30cm四方ほどの段ボールに入る程度に減らし、それを渡して終了とします。
その5 写真との今後の付き合い方を決めておく
写ルンですからはじまり、プリクラ、チェキ、デジカメ、スマホ内臓、デジタル一眼など
あらゆるカメラと接してきた80年代後半生まれ。
写真の量が膨大という方も少なくないのでは?
それらと向き合うには、まず今後の写真との付き合い方を決める必要があります。
大きく分けて以下の3つの分けられますね。
アルバム保存派
自宅に持ち帰ってでも取って置いておきたい、見ると幸せになる写真だけを気に入ったアルバムにまとめましょう。
写真を持つ意味はズバリ、見返して癒されたり元気をもらうこと。つまり写りの悪いものは処分でいいのです。
データ保存派
時系列に並べてからひたすらスキャナーで読み取っていきましょう。
いずれもひたすら長い作業ですが、膨大な量がメモリスティックにまとまった時の感動はまさに断捨離の醍醐味!
見返すことはほぼないのでしょうけれど。
全捨て派
過去に固執しない、もしくは忘れたい過去があるなど断捨離を機に写真をすべて処分することはめずらしくありません。
卒業アルバムと検索すると入力補助で「処分」と出ることからも、捨てる派が一定数いることが伺えます。
やはりシュレッダーがおすすめ。そしてデータ保存は同様に無心に取り組むことがポイントです。
まとめ
その1.基本全捨ての気持ちで
その2.ひとりで淡々と
その3.アラームをセットして時間を意識し
その4.5歳以下の思い出アイテムは親に任せて
その5.写真という大きな壁に心して立ち向かう
この心得があればスムーズに実家の断捨離ができます。私は特に写真との付き合い方を先にを決めなかったばかりに、終盤でかなり慌てました。
自宅への帰り道、本当に自立したのだなというわずかな寂しさもうこれで立派に独立したのだという清々しさを同時に味わうというのもまたオツなものです。
最後までお読みいただきありがとうございます。